この夏は日本に一時帰国していたのですが、そのときの購入品でとびきりお気に入りなのが…中国茶器!毎日の暮らしの幸福度をかなり上げてくれるのでご紹介。
初めての中国茶器
じゃーん!こんな感じ。
ちょっと地味…ですかね…?見事に白ばっかりで、飾り気もない。
でもこの茶器、どれも最高に使いやすくて、毎日使っているお気に入りです。ひとつずつ紹介しますね。
お茶はいつも手ぬぐいを敷いた上で淹れていて、このトレーは普段は小物入れ。
シンガポールでの購入品として紹介しています↓

蓋碗(がいわん)
まずはこちら、蓋碗(がいわん)。
THE 中国茶器!という感じがしますよね。これを使ってお茶を淹れています。
世界一分かりやすい使い方はこちら↓
あるきちさんの動画やブログ大好きです
急須しか使ったことがなかったのでどうなることやらと思いましたが、いざ使ってみると簡単!お碗の中に茶葉を入れるので、お茶時間を楽しんだ後の片付けも急須より楽です。
この3点セットに分かれています。
お湯を注ぐために蓋を開けたときなどは、蓋をこうしてお碗と茶托の間に挟んで立てておくこともできる。
このデザイン、真っ白で味気ない…という感じがするかもしれませんが、私はこの素朴な佇まいが好き。お茶を淹れる時も、茶葉やお茶の水の色がよく見えます。
シンプルでオーソドックスなものが好きな方、私のように最初の1個をお探しの方におすすめです!
購入したのは楽天市場のこちらのお店↓
今見たら在庫切れになっている…!また入荷されるかな
茶海(ちゃかい)
こちらは茶海(ちゃかい)と言って、蓋碗で淹れたお茶を一度移すもの。お茶の味わいを均一にしてから、それぞれの湯呑みに注ぎます。
我が家には料理用の温度計や温度設置できる電気ケトルがないので、熱湯を沸かした後に一度この茶海に注いで、85〜90度に温度を下げてから蓋碗に注ぐ、ということにも使っています。
この形、コーヒーや紅茶で使うミルクピッチャーに似てますよね。
私は何も考えず同じお店でラインナップされていたのでこちらを買ったのですが、いやいや侮れない、とても使いやすいのです…!
持ち手のところに小さな突起が付いていますよね?
これってデザイン的なものかなと思ったら、これがあるだけで、指への引っ掛かりが良くて持ちやすい。
それに、一見何気ないデザインですが、お湯やお茶がさーっと綺麗に流れ出る。水切れも良く、液垂れもほとんど気にならない。
旅に持って行くには形がちょっと嵩張るので別のものを手に入れたのですが、それと比べても段違いにこちらが使いやすい…!(旅先に持っていく茶器の話はまたいつかの記事で)
やっぱり専用の道具ってすごいな、と実感したのが、この茶海でした。
↓蓋碗と同じお店で。在庫ありますね!
茶杯(ちゃはい)
蓋碗でお茶を出して、茶海に移し、最後にこの茶杯に注ぎます。
私が使っているのは実はちょっと大きめの、容量約70mlのもの。実用量は約50ml。
先の蓋碗だと1煎あたり約100ml入るので、ひとりで飲む場合はこの茶杯で2回分。個人的にはちょうど良いサイズです。
だいたい4煎目まで続けて飲むので、ひとりだと400ml飲んでいることになりますね。(その後は5煎6煎と続けて飲む時もあるし、急須で一気に淹れて大きなカップで飲んだり、水出し茶として翌日楽しんだりも)
こちらも、ものすごくシンプルなのですが、他のものに替えがたい魅力がある…!
真っ白なので、お茶の水の色がとっても良く分かります。お茶によってこんなに水の色って違うんだなー綺麗だなーと、目でも楽しめるのが嬉しい。
それから、口当たりがめちゃくちゃいい!
初めて使ったときは「え?なにこれ!」と独り言を言ってしまったくらいの口当たりの良さ。もっと高価なものはさらに薄く作られていると聞くので、より驚くんだろうなあ…
↓私が使っている容量70mlのもの
↓一般的な茶杯はもっと小さな容量20ml
こんなに良いのにリーズナブル
楽天市場の同じお店で揃えた3つの茶器ですが、なんと、お値段まとめて3,410円+送料。
使い始めて1ヶ月した今改めて値段を見て驚いていますが、安すぎませんか?本当に?毎日こんなに活躍していて、しかも道具としての愛着も感じさせてもらえてるのに??
興味のある方に心からおすすめします!私も茶杯買い足したいな…
お値段なりの注意点
リーズナブルだからこその注意点も。
それは、黒い点や歪みが見られることもあるよ!ということ。
こんな感じ。
肉眼でも十分確認できるくらいなので、気になる方は気になるかも。私は使用に問題なければ大丈夫なので、気にせず使っています。許容できる方にはとってもおすすめ!
中国茶器と出会って、お茶時間が変わった
この茶器を手に入れて1ヶ月、ほとんど毎日使っているのですが、お茶の飲み方が変わりました。
それはお茶の淹れ方が変わったよという形式的な話ではなくて…
お茶を飲むという時間の過ごし方と自分の心持ちが変わった、ということ。
今までは約180mlの急須とカップでお茶を淹れて、テレビで映画を観る…というのが午後の定番の過ごし方だったのですが、今回紹介した茶器でのお茶タイムは、そういう使い方にはあまり向いていなくて。
この茶器を使うと、1杯ずつ少ない量のお茶を楽しむことになるのですよね。
少し淹れて、変化を感じて、また少し淹れて…の繰り返しなので、映画を何度も一時停止することになる。笑
すぐにそれが億劫になったので、映画を観るのと同時進行せずに、お茶を淹れて飲むだけ、にしてみたのです。
「お茶を淹れて飲む」ためだけの時間
お湯を沸かして、茶器を温めている間に茶葉の量を計って、準備ができたらお茶を淹れて、座って、飲む。
それだけ。
当然、スマホもパソコンもテレビもなし。本も読まないし動画も見ない。音楽もPodcastも聴かない。机の上にはお茶しかない。
たったこれだけのことなのですが、妙に気持ちがすっきりするのですよね〜〜。
お茶を飲む前と後では、何かひと区切りついたような感じもあります。
ヨガ、瞑想、散歩、自然の中でぼーっとすること、気持ちを紙に書き出すことで得られる感覚に近い。
思えば、家でお茶を飲む時って何かしながらのことが多かったな、と改めて気づかされました。
お茶といえば…ちょっと特別なお知らせ!
よく楽しむのはこちら↓の記事で紹介したベトナム茶。
ご紹介した中国茶器でなく、急須でももちろん淹れられますよ。

ここでちょっとお知らせなのですが…!
なんとこちらのベトナム茶専門店とご縁があり、クラウドファンディングのページ制作をお手伝いさせていただきました!
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利用可能期間:9/19(金)11:00〜9/24(水)23:59

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クラファンは9/19(金)11:00スタートです!
ページをご覧いただいて、もし気になるリターンがあれば、ぜひこの機会に試してみてくださいね!
まとめ
暮らしに新しく仲間入りした中国茶器と、そのお茶時間で気づいたことを共有しました。
何か参考になることがあれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!