シンガポール旅日記|体験編

旅の気づき

みなさま、おはようございます。

先日、シンガポールに行ってまいりました。

目的は観光ではなかったのですが、私にとってはほぼ観光だったので、シンガポール滞在について備忘がてら書いておきます。

今日は「体験編」として滞在中に訪れた場所などを。次回はシンガポール旅日記|持ち物とファッション編として共有したいと思います。

ちなみに、シンガポールは2019年のひとり旅から2回目。
前回のシンガポール旅は以前のブログに書いていますので、合わせてどうぞ。

シンガポール入国に必要な準備

まず、シンガポールの入国に必要な準備について。
外国人として短期滞在する私が必要だった準備はこちら。

  • ワクチン接種証明書コピー
  • 航空券購入、ホテル予約
  • TraceTogetherアプリに必要事項入力
  • 到着日を含む3日以内にMyICAでSG Arrival Card(電子入国カード)とe-health declaration(電子健康申告書)提出し完了メールをプリントアウト

ワクチン接種の有無により、入国に必要な手続きは人によって異なりますが、私の場合は事前にスマホやPCから行えるもののみでした。

ワクチン接種証明書とMyICAのプリントアウトの確認は飛行機のチェックイン時のみで、シンガポール入国時のイミグレーションでは提示不要でした。

ちなみに、ベトナム入国時はコロナ前と同様の状態になっているので、何も要りません。
本当に何も要らないのかちょっと心配でしたが、本当に何も要らず無事ベトナムに戻ることができました。

やりたかったこと

今回のシンガポール旅で私がやりたかったことは4つ。

  • マリーナベイサンズのデッキでヨガ

これは実は2019年のひとり旅でやりたかったこと。
その時は叶わず今回こそと思ったのですが、なんとクラス開催日時と私の滞在日時が合わず…!また今度できたらいいな。

  • ナショナルギャラリーシンガポール

前回はシンガポール国立博物館に行きましたが美術館まで行く時間がなかったので、今回やっと。この美術館に行くことが今回の滞在で一番楽しみにしていたこと。

  • ヤクンカヤトースト本店

大好きなヤクンのカヤトースト。
一度本店で食べてみたいと思っていたので、今回行ってみることにしました。

  • ジャニス・ウォンのチョコレート

こちらも2019年の旅でやりたかったこと。

当時はシンガポール国立博物館にジャニス・ウォンのレストランがあってそこでランチしようと思っていたのですが、当日行ったら定休日!
そのレストランはすでに無くなってしまったのですが、一度はアートのように綺麗なスイーツを味わいたいと思っていて。

新宿のNEWoManがオープンした時にジャニス・ウォンが入って驚いたのですが、現在はそちらも閉店しているようです。

街歩きのバッグの中身

ベトナムで過ごすときと同じように手ぶらで観光したいなと思っていましたが、雨で断念。

こちらの記事で紹介した頼りのロンシャンバッグは持ってこなかったので、服を入れてきたMUJIのエコバッグを使うことにしました。

こんな感じ。
カフェでのんびりするかなと思いKindleを入れてきましたが、特に使いませんでした。
ポーチにはもらったレシートや美術館のチケットも入れておきます。

ポケットの中身はお金とez-link card(シンガポール版Suica)、そしてスマホです。

観光

私はバスや電車を使ったり、歩くのが好きなので、一人での移動は2019年同様に電車、バス、徒歩でした。

今回もSIMとez-link cardが一緒になったものを購入しました。

電車やバスは、VISAのpayWaveまたはMastercardのcontactlessが搭載されたクレジットカードや端末でも利用可能だそうです。
決済用のカードと合わせて1枚で済むので、次回はそうしたいかも。取り出す機会が多いので無くすのが心配な場合は、ez-link cardの方が安心ですね。

こちらのブログ記事が参考になりました。
≫ 便利!クレジットカードでシンガポールのMRT/バスに乗車できます| おシンガ暮らしの日々

電車やバスだけでなく、Grabタクシーやローカルタクシーもよく捕まるので便利です。

ナショナルギャラリーシンガポール

建築自体も美しく、展示もゆったりとしており、落ち着いて鑑賞することができました。

なかなか広そうなので、2時間でまわれたらなと思っていましたが、休憩を挟みつつ合計3時間かかりました。

ホーチミンシティの美術館は国宝の展示室以外は冷房が効いておらず、廊下の窓を開け放つだけなので暑いです。シンガポールはキンキンに冷えてました。いつもどおり長袖長ズボンスタイルでよかった。半袖やショートパンツは冷えそうです。

美術館では大抵どこでも、すべてを見ようとすると疲れてしまうので、「目が合った」ものだけじっくりと鑑賞するようにしています。

とりわけ魅かれるものだけを鑑賞しているのですが、1つの作品の前に5分〜15分、もっといたりするので、それでも3時間かかったわけです。笑

ここ最近の自分の傾向で気付きつつあったのですが、私はインスタレーションや抽象画を含む現代アートが好きと今回自覚しました。

作品の前で受ける印象とか、自分のなかに起こる気持ちをぼうっと眺めてみたり、あるいは作品が訴えかけることを自分の視点で読み解こうとして頭の中であれこれ考えたり、そんなことが性に合っているようです。
自己流で鑑賞しているので、書籍をあたったりしてちょっと勉強してみたい気もします。

また、「目が合う」作品にインドネシア人アーティストのものが多かったので、ジャカルタで現代アートを鑑賞してみたいな、なんて思ったり。

観光は、都市なら文化芸術鑑賞、郊外なら自然に身を浸すのが好きです。
今回もとても贅沢で、そして癒される時間となりました。

ヤクンカヤトースト本店

こちらも念願のヤクンの本店!外観はこんな感じ。

お昼時だったので近くのビジネスパーソンたちと観光客が半々くらいでした。混んでいなくてよかった。

カヤトースト4つと半熟卵2個、紅茶のセット。

半熟卵には白胡椒と醤油をちょっと多めにかけて、そのまま食べても、カヤトーストをつけながら食べても。

サックサクのトーストに甘いカヤジャムとちょっと冷たいかたまりバターが美味しい。

「うーん、これこれ!」と味わいつつ、3年前は倍食べたいと思ったカヤトーストも、今は4枚で十分、なんならちょっと重いかも、と感じるようになっていました。笑 でも大満足!

私はヤクンが好きですが、トーストボックスというお店のカヤトーストも美味しいですよ、朝はどの店舗も混みがちだけれど。

ジャニス・ウォンのチョコレート

こちらもこの通り、ゲットしました。
チョコレートの美しい柄は、ハンドペインティングだそうです。

店頭で好きな味を5つ選んで箱に入れてもらいます。
私はいくつ購入するか決めていたので、お店で迷わないように事前にチョイスを決めておきました。

赤と青の二重で丸してあるのが今回選んだもの。

はじめは9個にしようと思ったのですが、もともとそんなに甘いものが得意なわけではないので、渾身の5個を選びました。

…よく見たら、Kaffir lime caramelではなくBanana palm sugarを選んでしまっている!なんという不覚!まあでも、夫がおいしそうに食べていたので良かったです。

ひとりで使ったお金

今回は夫と一緒に行ったのですが、彼は仕事の用事もあったのでほぼ別行動でした。

備忘として、私ひとりで使ったお金を書いておきます。

3年前はS$1=80円で計算していましたが、今は98円…!?
簡単にするために、S$1=100円としています。

交通費(ez-link cardのチャージ) 約S$7(約700円)
ヤクンカヤトースト S$5.60(560円)
ナショナルギャラリーシンガポール S$20(2,000円)
カフェ S$6(600円)
ジャニス・ウォンチョコレート S$23(2,300円)
ヘアクリップ S$4(400円)
ランチ S$15(1,500円)

合計
S$80.60(8,060円)

ez-link cardの金額は、もともと入っているS$3を含みます。電車やバスは日本と比べて安いですね。
ちなみに、もうカードを使わないというタイミングで、駅の窓口で返金してもらいました。

ミニマリストのヘアクリップまたはバンスクリップ

ヘアクリップは以前から欲しかったのですが、ホーチミンシティでなかなか好みのものが見つからなくて。

オーチャードにあるラッキープラザというフィリピン人向けのショッピングセンターの雑貨店で購入しました。

シンガポールでもフォーを食べました。

フォーってお米の麺なので小麦粉より軽い感じで、スープの味もラーメンのように濃くなく、ちょっと温かい麺を食べたいなというときにちょうどよいのですよね。

そこで注文したドリンクがこのボトルに入っていて、好きなデザインだったので持って帰ってきました。

まとめ

シンガポール旅「体験編」でした。

ホーチミンシティでの生活を経て行くシンガポールは、どこか東京や横浜を思い出させるものでした。
日本のお店や日用品もたくさんあって、車道も歩道も静かで、歩きながらバイクやひったくりや路上の落し物に気をつける必要もなく。
シンガポールでの暮らしも住めば都でとても良いのだろうなと感じました。

でも驚きをもって嬉しかったのが、私はもうベトナムでの生活が大好きになっているということ。

喧騒も、生活のなかでびっくりするようなことが起こるのも、ベトナム風の食事も、ベトナム人の雰囲気も、ベトナム語の響きも、私にとってはもう特別で、懐かしく、愛するものになっているのだなと知りました。

だから帰りの飛行機を待ちながらベトナム人のなかに身を置いたときも、ホーチミンシティの自宅までの道のりをタクシーの中から眺めるのも、「これこれ」と気持ちが温かくなるような居心地の良さがありました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!
何か参考になることがあれば嬉しいです。

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