【23冊読んだ】7月の読書記録とおすすめ本

読書

みなさま、おはようございます。

先月に引き続き、ひと月に読んだ本をご紹介します。

7月に読んだ本は、ブクログで記録していますので、よろしければそちらもどうぞ。

7月の読書テーマ

7月の読書テーマは、たったひとつ!

  • 夏休みを思い出す本

とくに中学時代を思い出すような本を再読したいなと思っていました。

それ以外にも夏っぽい小説で読みたいものがあれば…とざくざく登録していった結果、まだ読み終わっていないものがたくさんあります。
夏は終わらないのだし、これから読んでもいいし、また夏っぽい作品を読みたくなった時の楽しみに取っておくのもまた良しです!

それでは、読んだ本の中から、とくにお気に入りだったものを紹介しますね。

夏休みを思い出す本

私の中学時代の夏休みといえば…ほとんど部活だったような。

部活よりも自分の好きなことがたくさんあるタイプだったので、部活はさっさと終えて、自分の部屋で英語の勉強をしたり、本を読んだり、日記を書いたりするのが好きでした。

夏休み中は夜更かしして読書したり、絵を描いてみたり、流星群がくるというときには、2歳下の弟と夜中に起きてベランダから夜空を見たり…なんだかそんな思い出があります。

TUGUMI

もう何度も読み返している作品。
でも、初めて読んだのは中学…もしかしたら高校…?そんな感じだったような。

自分の中でもとても好きな作品で、その後も何度か読み返しているはずなのに、再読してみると、自分がほとんどまったくストーリーを覚えていないことにびっくり!

雰囲気だけで読んでいたのでしょうか?笑

でも、今回10代の前半に読んだ作品をいくつか読み返してみたわけですが、やっぱりストーリーや表現の美しさを覚えていないことが多くて、単に忘れているのか、それとも読み方が浅かったのか、今の私だから受け取れることが増えたり深くなっているのか…うーん、不思議です。

でもやっぱり、すごくよかった。
物語の季節もちょうど夏休みで、まさにぴったりな作品です。

こんな美しい夜。山々の気配と海の気配が町じゅうをゆっくりと透明に漂っているような美しい風の匂い。もう2度とないかもしれなくても、もしかしたらいつかの夏、今夜に似た夜にめぐりあうかもしれない、と思うと、最高だった。(64頁)

こういう、情景と気持ちをリンクさせたような表現が本当に綺麗で。
私がこれまで何度も感じていたことを言葉にすると、こんなふうに良くなるんだ、と思わせてくれるような言葉が、そこかしこにあるのですね。

私の中で、「夏といえば」な作品のひとつです。

インストール、蹴りたい背中

この2作品も、中学の夏休みといえば…と思い巡らして、すぐに出てきた作品。

私の中では作品中の季節も夏休みの気がしていたのですが、実際読んでみると、違いました。笑

でも、私が読んでいたのが夏休みだったのはほぼ間違いない気がします。
西日が差すエアコンのない自分の部屋で、夕ご飯の前までに読み終わりたくて、少し急ぎつつでもじっくりと、首筋に汗をかきながら読み進めていたことを覚えています。

当時、そこまで読みにくいと感じた記憶はないのだけれど、それは当時14、5歳の自分と作品の文体がリンクしていたからなのかな〜なんて感じました。

今改めて読むと、この文体に身を任せることでとても懐かしく、少し気恥ずかしく感じて、それがまさに10代の自分を思い出す時の気持ちに似ていました。
そんな感覚を今味わえたこともとても良い体験で、今再読してよかったな、と思いました。

カラフル、青空のむこう

こちらも私にとっては中学時代を思い出す作品!

なぜかというと、中学の図書室を入ってすぐ右手の、なんだかよく分からない分類の棚に、いつもあった2作品だから。

私はその棚にあった別の作品がお気に入りで何度も借りていたのですが、その度にいつも、あるなあ、この2冊あるなあ、目立つなあ、と思っていたのです。

『青空のむこう』は確か中学生の時に、『カラフル』は大学生の時に読んだと思います。

とくに『青空のむこう』は、子ども目線で読んでいた当時とは違った視点で涙して、再読してよかったと思う作品です。

おもひでぽろぽろ、耳をすませば

こちらはもともとテーマ内に入れていた作品ではないのですが、偶然発見して読んだもの。ふたつとも漫画です。

ジブリ映画の『おもひでぽろぽろ』と『耳をすませば』が大好きなのですが、初めて原作を読みました!
原作と映画とでそのままのエピソードもあったりして、とても楽しめました。これからもたまに読み返したくなる気がします。

青春時代の物語っていいですよね、なんだか自分も一緒にタイムスリップするみたいで。
地元で過ごしていた中学高校のことを思い出すと、やっぱり夏の景色のことが多いので、私にとって夏は、10代の自分を連れてくるイメージのひとつなのだなあ、と思いました。

海がきこえる

こちらも映像版で好きな作品。

小説版も高校生くらいの頃に読んだ気がします。
相変わらずストーリーをあんまり覚えていなかったので、新鮮に読みました。

海辺の故郷から大学進学とともに上京する…というのが、私とも重なる部分があります。
1990年頃を舞台にしていて、私の青春時代とはズレがあるはずなのに、なんだか身に覚えがある部分が多くて、普遍的な魅力を携えている作品なのだなと感じました。

続編も読みましたよ。
こちらも再読というつもりで読み始めたら、初めてでした。

テーマ外のお気に入り

人生を変えるモーニングメソッド

テーマ外のお気に入りはこちら。

ずっと前におすすめいただいて長らく読みたい本リストに入れていたのだけど、最近朝の時間の使い方について考えることがあって、満を持して読みました。

朝の時間にこんなことをすると良いよ〜ということが載っているのですが、私はそのうち4つを取り入れることにしました。

語学学校での授業まで時間のない日や体調がイマイチな日、ゆっくり起きた日などはスキップすることもありますが、でも意外と、続いています!

というのも、やっぱり朝のうちに自分が決めた好きなことをすると、とても調子が良いから。

朝の時間の過ごし方って、1日全体にも影響するなと感じているので、少し見直したいとか、新しい視点が欲しい方におすすめの1冊です。

まとめ

以上、7月に読んだ本の中からおすすめしたいお気に入りの本を紹介しました。

7月に読んだ本は、ブクログで記録していますので、よろしければそちらもどうぞ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

日めくりカレンダーの残りがいよいよ少なくなってきたなあ
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