【33冊読んだ】11月の読書記録とおすすめ本

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みなさま、おはようございます。
先月に引き続き、ひと月に読んだ本をご紹介します。

読んだ本は、ブクログで記録していますので、よろしければそちらもどうぞ。

11月の読書テーマ

この月の読書テーマは、こんな感じでした。

ブクログに「読みたい本」として登録していた本からテーマごとにピックアップして読んでいきました。
各テーマごとに、特に気に入った本をご紹介しますね。

いろんな性と性教育

フクチ・マミ『おうち性教育はじめます 一番やさしい!防犯・SEX・命の伝え方』

この本を手に取ったのは、「今必要な性教育について知りたい」「弟の子どもたちに聞かれたときに答えられるようにしたい」という2つの理由からでした。

特に後者についてはありそうな感じで、前回夏に会った時も、亡くなった私の祖父母の写真から「死」に興味と不思議さを抱いている発言がありました。「性」にも興味を持つのも遠くはないのかな、と感じました。

もちろん一番よく接している私の弟夫婦や、子どもたちから見て祖父母が質問される可能性が高いとは思うのですが、私である可能性もなくはないなあ、と。

そんなわけでずっと「読みたい本リスト」に入れていて手に取った1冊だったのですが…

いや本気で、すべての大人に読んで欲しいし、読んだ方がいいのじゃないか?と思いました。

「性教育」というと「性交渉と妊娠について」みたいなところがイメージとして湧くような気もしますが、それは性教育のほんの一部。
それ以外にも、「自分と相手の境界をどのように認識するか、そのうえでどちらも大切にするにはどうしたらいいか」そういうことを学べるのが性教育なんだ、と強く感じました。

シオリーヌ『やらねばならぬと思いつつ: 〜超初級 性教育サポートBOOK〜』

こちらも性教育の本。

先の1冊と重なる内容もありますが、こちらにはジェンダー関連の記述が多いところが良いと思いました。

「いろんな性と性教育」というテーマでいざ本を手に取ってみると、過去のいろんなことが思い出されてきました…

新卒で入社した会社で働いて2、3年目の頃、同じグループの先輩にお子さんが産まれたとのことで、「おめでとうございます」と伝えたとき。

先輩から返ってきたのは、「お前も将来大変だぞ。笑」という言葉でした。

…なんで私が将来、妊娠出産することを前提に発言してくるのだろう?
そんなことは人に決めつけられることではないのに。
そう思ったことを今でも覚えています。

他にも…
中学生の頃、叔母から「体つきが女性らしくなってきたね」と言われたことがありました。

私は幼い頃から痩せ形で初潮が遅かったこともあり、ましてや思春期には、どんなことであれ容姿について言われることは相当のショックを伴うことに感じていたので、「なぜわざわざ人の見た目について発言するのか」と嫌な気持ちになったことを覚えています。

私はその頃からネガティブなことはなかなか親に打ち明けられないタイプだったのですが、そのときは、「こんなふうに言われて嫌だった」ということを母に伝えることができました。
母は、「そうだったんだ、なんでそういうこと言うんだろうね、嫌だったね」とただ受け止めてくれて、そのことがとても嬉しかったのを今でも覚えています。

…と、挙げればキリがないほど、過去の嫌だったことが本当にたくさん思い出されました。

もし私が子どもだった頃、周りの大人たちがこういうことについて自ら学んでくれていれば。
私が大人になってからも、周りの大人たちが少しでも知り、考えてくれていたら。
そう思わずにはいられませんでした。

性教育って、人権の教育に近いと感じました。
自分や自分以外の人をどう敬うか、大切にするか、からだとこころを通した具体的な教えを授けられる、それが性教育なのだと感じました。

カイル・マイヤーズ『ピンクとブルーに分けない育児——ジェンダー・クリエイティブな子育ての記録』

続いてはジェンダーの本。

自身が授かった子を、ジェンダークリエイティブに育てることにした親の体験談です。

ジェンダーステレオタイプ、すなわち「女の子だから」「男の子だから」という先入観に基づく思い込みを避けるべく…
子の生物学的な性(セックス)は医療など必要な場合を除いて明かさず、子の社会的・文化的な性(ジェンダー)は、子が自ら自覚するまで、大人からあてがうことをしない、と決めて育てることにしたのです。

私ははじめ、「子の生物学的性を周囲に明かさないということまでしなくてはいけないのかなあ」と思っていたのですが、読み進めるうちに、それは重要なポイントなのだな、と感じました。

なぜなら、人によっては「男の子?女の子?」と聞いてどちらかの答えを得た途端に、対応が異なる場合があるからです。
なるほど、このようにして人は生まれてすぐにジェンダーステレオタイプに晒されるのだなと感じました。

この本の帯にも書かれていることですが、ジェンダーそれ自体を無くしたいわけではないのです。
男であること、女であること、それ以外であること…どれも素晴らしいことである一方で、それによって生じる偏見や差別は助長するべきではない、というのがコアなメッセージです。

この本を読んでから、私にも変化というか、気づくことがありました。

オンラインショップで買い物をしていたとき。
靴下を買おうと思ってサイズを見ると、女性フリーサイズ(23~25cm)、男性フリーサイズ(25~28cm)とありました。

男性用女性用で形が違うのかな?とも思いましたが、そのような記述はなく、寸法の違いが明記されているだけでした。

もしそうなら、単に23~25cmと25~28cm、またはMサイズやLサイズという表記だと、何か問題があるかな?と立ち止まって考えるきっかけになりました。
(ちなみに、私は足が大きいので「男性フリーサイズ」を購入しました)

Kindle Unlimitedで読みたかった本

Kindle Unlimitedの対象になっている読みたい本がたまってきたので、今月はまた契約することにしました。
1ヶ月だけ!など期間を決めて契約すると、期間内に読もうとするので、理由なく課金し続けてしまいもったいない…ということが防げるかなと思います。

L・M・オルコット『若草物語』

小学校に上がるかどうかくらいだったと思いますが、世界名作絵本的な本の一部が家にあって、一番好きな物語は『人魚姫』で、その次が『若草物語』でした。
(当時好きだったセーラージュピターの木野まことと、ジョーのイメージが重なるような気がして、とくに好きな登場人物でした)

今になって、そうだ『若草物語』を読もう!と思った時には、「そういえばなんでこれまで読んでいなかったんだろう?」という純粋な驚きというか、意外な感じがありました。

改めて読んでみると、子どもの頃読んで覚えていた箇所もあったし、絵本では割愛されている物語がたくさんあって、新鮮な気持ちで読みました。

続編も続けて読んで、幼い頃の憧れを回収したような満足感がありました。

リヒテルズ直子『0歳からはじまるオランダの性教育』

こちらはKindle Unlimitedで見つけた一冊。
月の初めに性教育についての本を読んでいたので、こちらも興味をひかれて。

先に紹介した本たちは、導入編や子どもたちへの対応を簡単に、すぐに学べるという点で良く、一方こちらは、より体系的に性教育先進国のオランダの事例を学べる内容でした。

例えば、年齢ごとにどんなことを教えていくかという、学習目標的なものがきちんと決まっていて、年齢ごとに段階を踏んで子どもが学べるようになっています。

その他にも、インクルーシブ教育として、性自認は男か女かの2択ではないということ、性的指向もさまざまであること…などなど、性の多様性について学ぶことも組み込まれているし…

障害児にこそ各々のニーズに沿った性教育が必要で、オランダではこのようにしている、という事例が学べたり…

性教育における教員の心得についても紹介されていて、盛りだくさんの内容でした。

読みたい本リストの本どんどん読む

ブクログの「読みたい本リスト」も整理したことだし…

読みたい本を330冊減らして気づいたこと
ブクログに470冊あった読みたい本を、330冊減らして140冊にしました。そのことから気づいたことを共有します。ミニマリストの読書事情、本について参考になれば嬉しいです。

今までリストに入れっぱなしで寝かせていた本を、どんどん読んでいくぞー!という11月の後半でした。

特に心に残った本を紹介しますね!

竹森美佳『食と雑貨をめぐる旅 悠久の都ハノイへ 最新版』

旅行ガイド的な本は、実を言うとちょっと辛口な目線で見てしまうところもあるのですが…

こちらの本、めちゃくちゃ良かったです!

写真も綺麗でハノイの雰囲気がよく分かるし、ベトナム語での表記も多いので、自分で調べる時にもありがたい。
(母音記号や声調記号がないと元の綴りを推測するのが大変で、カタカナのみの表記だとさらに難しくなるので、ベトナム語の正しい表記で書かれていると本当に嬉しくなります)

ハノイに行くならぜひこの一冊を携えて行って欲しい!そんなふうに思える一冊だったし、私もハノイに行きたくなりました。

エルヴェ・ル・テリエ『異常【アノマリー】』

こちらも読みたい本に長らく入れていた一冊。

ある飛行機が乱気流に飲み込まれて、機体が大きく揺れるなどのトラブルもありながら、なんとか緊急着陸します。
その飛行機に乗り合わせた人たちの物語が語られる群像劇…なのですが…第一章も終わりに差し掛かるとき、読者はある一文に、「え?」と思わされることになります。

もしこれから読まれる方は、他の方のレビューやネタバレなどの先入観なしに読んでいただく方が、面白いと思います!

群像劇なので、ともすると冗長になりそうですが、その心配も要らぬほど読み進めてしまいました。それぞれの心理状態などが丁寧に、その人らしい文体を携えて書かれているので、物語の世界に入り込めました。
(原文で、さまざまな事情も知った上で読むと、もっともっと面白いのだろうなー!とも思ったり)

井戸まさえ『無戸籍の日本人』

こちらも読みたかった一冊。

戸籍のない人、と聞くと、まるで全く別の世界のことのように一瞬感じてしまいますが、この本を読んで、その感覚が大きく覆ることになりました。

むしろ、誰でも簡単に無戸籍になってしまう、そんな落とし穴的な「ルール」が、こんなにもあるのか…と思わざるを得ませんでした。

この本を読んで感じた「一般の人が弱い立場に簡単に転げ落ちる」という構図、どこかで感じた覚えが…と気付いて思い出したのが、中村淳彦『東京貧困女子。』という一冊。

ここでは一般の女性たちが「自己責任」の名の下にいとも簡単に貧困に陥り、性風俗の仕事に就くしかない状態になってしまう現状が描かれていて、この時も「自分に関係ない話じゃない」と思ったのです。

こんなふうに、世の中には一見「別世界」に見えるところでも、その入り口は意外と全ての人のすぐ近くに開かれているのだな、と感じました。だから、他人ごとではない。知っておかなくてはいけない、と思っています。

松田青子『自分で名付ける』

妊娠、出産、育児のエッセイです。

ほっこり系というよりはむしろ、切れ味鋭く、ときどき吹き出すくらいのユーモアも加わった、骨太なエッセイでした。

こういう本、全ての人に読んで欲しいなあと思ったりします。

「妊婦」や「ベビーカーを押した母親」になった途端、女性であることで受けてきた差別に加えて、一段階ギアを上げた差別に晒されることがあるというのを、まざまざと感じさせます。

テーマ外のお気に入り

ブング・ジャム『筆箱採集帳 増補・新装版』

こちらの記事でも最後にご紹介した本です。

エコ派ミニマリストの愛用文具|万年筆と鉛筆が好き
今持っている文房具をすべて紹介してみました。大好きな万年筆と、最近お気に入りの鉛筆多めのラインナップです。エコフレンドリーなミニマリストの文房具に興味のある方の参考になれば嬉しいです。

いろんな方の筆箱の中身が興味深く、当たり前だけど、同じ中身は一つとして無いのですよねえ。

筆箱の中身から、その人の職業や趣味、文房具へのこだわりや、逆にこだわりの無いことが見えたりして、面白かったです。

私の一番のお気に入りは、芸妓の桃太郎さんの筆箱の中身。

名刺入れの工夫なども興味深く、何度も見返しています。

内容がちょっと前のものなので、少し懐かしい文具がよく出てきました。
今また改めてこんなふうにまとめてみたら、きっと楽しいだろうなと思います。続編希望です…!

まとめ

以上、ひと月に読んだ本の中からおすすめしたいお気に入りの本を紹介しました。

読みたい本や読んだ本はブクログで記録していますので、よろしければそちらもどうぞ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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