1枚のシャツが見違える習慣

ミニマリストの青いリネンシャツ

みなさま、おはようございます。

最近日常に加わった習慣で、大好きなものがあります。

ずっと苦手だったけれど

何かというと、アイロンがけ。

毎日着ているリネンシャツに、アイロンをかけてみたのです。

住まいにはもともと、アイロン台とアイロンが備え付けてあって。
使わないのでずっとしまいこんでいましたが、クリーニングされたシワのないシャツの美しさが忘れられなくて、自分でもやってみたいかも、と。

ハンカチのアイロンがけが週末のルーティーンになっていることもありましたが、実はシャツのアイロンがけはとても苦手。

アイロンをかけなくて良いようにシャツは持っていない、というところもあったかも。
かけたそばからシワになるし、細かいところは難しいし、表を綺麗にできたと思ったら裏にシワが寄っていたりして、むしゃくしゃすることの方が多かったのです。笑

それでも、ちゃんとやり方を学べばできるかも?と思い、Youtubeの動画を見てやってみることにしました。

いつものシャツが特別に感じる

最初の何回かは失敗しましたが、すぐに慣れて綺麗にかけられるようになりました。

洗いざらしのリネンも好きだけれど、面の整ったリネンのシャツを見ると嬉しくなります。

シワがないだけで、着古したいつものシャツが少し上品にも見えるような。
風をまとってふわりと軽やかに見える気がして、そんなのも嬉しいです。

着て部屋を出ると、廊下の鏡、エレベーターの鏡などで、ついリネンシャツを見てしまいます。

もちろん着て動いていると、すぐにシワがついてしまうのです。
ただ、もともとシワのある状態からさらにシワがつくのと、アイロンした状態からシワがつくのでは、つき方が違うように思います。
顔まわりやボタン周りはそんなにシワにならないので、長い時間着ていても上品さがキープされる気がします。

服の状態に気付きやすい

洗濯物を干したり着たりするとき、シャツの状態は十分チェックしているつもりだったのですが、アイロンがけをしてみたら、いつもは気づかなかったことにたくさん気づく。

このボタンの糸が切れているとか、こんなところの生地がちょっと薄くなっているとか、色あせの状態とか。

服の状態をより的確に把握できるのもアイロンがけの良いところだなと思います。

心に作用するアイロンがけ

アイロンがけは家事のひとつだと思いますが、私は家事と思ってやっていないところがあって。

シャツにアイロンをかける、そのこと自体がとても楽しくて、どちらかというと趣味に近い感覚です。

シャツにアイロンをかけるとき、目の前にはアイロンとシャツしかなく、そこに集中する心地よさがあります。

シャツを置いて、シワが寄らないように、生地を手で伸ばすその感覚に集中する。アイロンを生地に当てて少しずつ動かしていく。カフスやボタン周りの細かいところはより集中して。アイロンを当てたところにシワがなくなるのを楽しむ。
アイロンがけしている時はそれ以外のことを考えておらず、目の前のことに集中できて心地よいのです。

あれ?この感覚何かに似てるな?と思ったら。

瞑想!

アイロンがけは、せかせかしてしまいがちな心の動きをスローダウンする時間になっているのだと思います。
以前は、急いでしまって適当に取り組むから、綺麗にアイロンがけできなかったのですね。

まとめ

今日もシャツにアイロンをかけようと思います。
皆さまは好きな家事、ありますでしょうか。
週末に向けて、良い時間をお過ごしくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!何か参考になることがあれば嬉しいです。

日本滞在中の荷物について考える私『コートのポケットあるし、もしやバッグ要らなくない…?』