みなさま、おはようございます。
今日はエシカルな服の選択についていただいたお便りを紹介するとともに、自分の装いについて最近考えたことを共有します。
まずはお便りを紹介しますね。mimiさん、ありがとうございます!
「自分の心地よさ」も置き去りにしない服選び
差出人:mimiさん
件名: 私なりのエシカルブランドをみつけました
こんにちは。先日1日の過ごし方について質問させていただきました mimi と申します。
≫ 「駐妻」ミニマリストの1日のスケジュールと今後のキャリアについて思うこと
美咲さんを参考に、私も平日の時間割を決めて過ごすようになりました。加えて、つい後回しにしてしまいがちなタスクを午前中に済ませるようにしました。やるべきことを先に済ませてしまうことで、自分が本来やりたいことに時間を割けるようになりました。そんな状態がとても心地良く、いまの暮らしをとても気に入っています。
素敵なアイディアをありがとうございました。勝手な近況報告で申し訳ないのですが…
先日とあるエシカルブランドとの出会いがありました。
地域のイベントに出店していたフェアトレードのセレクトショップで、たまたま商品を手に取ったのがきっかけです。(ちなみに「シサム工房」というフェアトレードブランドです。天然繊維でのもの作りにもこだわっています。)
店内には主にオーガニックコットンの洋服が置かれており、そのどれも手触りが驚くほど滑らかでした。
商品を手に取るや否や、自分がその時着ていた服(科学繊維のブラウス+カーディガン)のごわごわとした肌触りが気になりだしたほどです!
結局その日は、夫のジャケットを1着購入して帰宅しました。
(夫は少ない服を大切に着るタイプなのですが、このジャケットは大変気に入った様子で、「30年着る!」と言っていました笑。)
私自身は「なるべく環境負荷が少ない選択を」との思いから、セカンドハンドでの購入を主体としてきたのですが、「自分の心地よさ」を置き去りにしていたかも?ということに気がつきました。
そして、「いまある服を大切に最後まで着倒したら、このブランドでとびきり肌触りの良い服を買おう!」という結論に至りました。
その日を迎えるのがとても楽しみですし、それまでの課程すらもとても楽しみです。
これまでは、衝動的に洋服が欲しくなることがあったのですが、本当に欲しいものが見えてくると目移りしなくなるのですね。
今は時折ホームページを眺め、1着1着に込められた思いやこだわりを見ているだけでも楽しいのです。
友人にメッセージを送るような感覚で、長々とおしゃべりしてしまってすみません。美咲さんのファッションの記事が大好きです。これからも更新を楽しみにしております。
mimiさん、お便りをありがとうございます!
シサム工房、存じております!
私は服部雄一郎さんのブログ記事でブランドのことを知りました。
実際にお洋服を手に取られたとのこと。
ご家族はジャケットを購入されたのですね、いいですね、素敵なお買い物体験!
私も久しぶりにオンラインショップを覗いてみたら…
あれ?こんなに女性用の服のバリエーション多かったっけ?ワンピースが1万円くらいとフェアトレードとしてはお得に感じる。しかもデザインがシンプルで好み!と、ときめきました。
きっとこの記事を読んでくださる方のなかにも、お好きな方がいるはず。
mimiさん、体験を共有してくださってありがとうございます♪
服選びについて思っていたこと
mimiさんは「自分の心地よさ」も置き去りにしないことに気づかれ、もっと大事にしよう!と思ったことを共有してくださいましたが、まさに私も、自分の気持ちを置き去りにして服選びしていたかも?ということに最近気がついて。今日はそのことについて書きたいと思います。
ところで、ミニマリストと言えば、白や黒の服の人が多い…というイメージ、ちょっとありませんか?
服に限らず持ち物やインテリアを白か黒で統一している人もいますよね。
その人なりの軸があって個人的には憧れる反面、私がそれをすると「いかにも」な感じになってしまう気がして、なんとなく、白や黒の服の扱いには気を使っておりました。
もちろん、他の方が白や黒を愛用することについては、とても素敵なことだと思っています!
その統一された世界観に浸りたかったり、エッセンスを学びたくてコンテンツに触れることもあります。
でもなんと言うか、自分がそうするのは少し敬遠してしまうような、そんな感覚がありました。
「いわゆるミニマリスト」として見られたいわけじゃない
そこにはたぶん、「典型的なミニマリスト」「ミニマリストっぽい感じ」というメッセージを、自ら発したいわけではないことが関係ありそうです。
ミニマリストであることは私の一部であり、すべてではないし、「ミニマリストとはかくあるべき」というようなことを表現したいわけでもなくて。
ただただ、心地よく生きるための方法や暮らし方のひとつとして私が採用していることに過ぎないのですが…
それがひとつの強いアイデンティティになってしまうこととは、少し距離を置きたかったのだと思います。
何がしっくりくるのか分かるようになった
ホーチミンシティで暮らすことになって、スーツケース1つとバックパック1つの荷物で引っ越してきました。
服についても、もともと少ない数を持ってきたはずなのに、そこからさらに減って、でも新しくは買わないという、自分でも思わぬ展開になっていて。
心地よさを求めていった結果として限られた服を持つようになって一番大きかったと思うのが、「自分にとってしっくりくるもの」が分かるようになったことです。
たとえばこんなこと。
- ワンマイルウェアはノースリーブシャツに柔らかいパンツが快適
- 露出の多い服装は苦手
- 色は黒、白、グレー、赤、青が落ち着く
- 暑いところではリネン素材が心地良い
現在、お出かけ着としてはジーンズと水色のリネンシャツを採用しているのですが…
先日のハノイ旅行で、黒い長袖ワンピースを1年ぶりに着てみたら、とても嬉しくて。
水色のシャツが悪いわけではないけれど、お出かけ着のトップスにくる服は、白、黒、グレーが落ち着く。たまに鮮やかな赤や青、ピンクも好き、という気持ちに気がついたのでした。
自分の気持ち的にも身につけていて嬉しいし、雰囲気や私の特徴にも合っている。
「ミニマリストっぽくてちょっとあれかな?」と自分でラベルを貼る前に、自分の「似合う」や「好き」という気持ちを優先しないのはなぜだろう?という気づきもありました。
そんなわけで、今はあるものを大事に着るとして、リネンシャツを新調する時は、白や黒にしようと決めました。
まとめ
いただいたお便りを紹介するとともに、最近服について感じていたことを書きました。
たくさん服を持っていたときよりも、服について考えるのが楽しく、充実していると感じます。
きっと服をたくさん持っている方とも同じ気持ちを共有できると思っているので、量の多さが問題なのではなく、その人が手持ちの服を楽しんでいるか、ということがポイントなのかもしれませんね。
私が存分に楽しめる服の量とは、自分が思っていたよりもずっとずっと少なかったということなのでしょうね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!