海外生活と、離れて暮らす親のこと

海外暮らし

みなさま、おはようございます。
日本は今日からゴールデンウィークですね。
実はベトナムも明日から休暇なので、ブログの更新はしばらくお休みしますね。
次の記事は5月9日(月)にアップする予定です。

今日は2通お便りを紹介しながら、頂いた質問にお答えしていきます。

いつも見ています

1通目はともみさんからのお便りです。

差出人:ともみさん

件名: いつも見てます

こんにちは。
数年前から、ブログやTwitter等
いつも楽しく拝見しています。

漫画に出てくる理想のお姉さんのように思っていて(笑)、陰ながら憧れています。

海の向こうにはなりますが、
お体等お気をつけて、これからも応援します

ともみさん、温かいメッセージありがとうございます!
書いているこちらからはどんな方が読んでくださっているのか分からないもので、メッセージをいただけることが本当に嬉しいです。ありがとうございます♪

親を残して海外に行くこと

2通目はCさんからのお便りです。質問もいただいています。

差出人:Cさん

件名: 海外へ飛び立つ

美咲さん初めまして、こちらのメッセージボックスがあると知りずっとお聞きしたいと思っていたことを、質問させてください。DMへ行く勇気がなくなくすいません。

美咲さんが海外へ飛び立つことによってご両親はどういった反応でしたか?
私も海外で働きたいを意識し語学勉強に力を入れて、あとは飛び立つだけなのですが、残された両親はどうしたら良い?今の日本社会、携帯が便利だからこそ携帯に苦手意識を持ち毎回私に聞いてくる両親を残して海外に?ここまで育ててくれたのに最期は何も出来ないままになってしまうのでは?と、「両親をどうしたら良いか」と考え込んでしまいます。

美咲さんはこの点どのように考え行動したのか、是非お聞かせください。
そしていつもありがとうございます!

Cさん、メッセージありがとうございます。
そうですよね、海外移住と日本に残る家族のことは避けられないテーマですね。
私の経験ではありますが、共有しますね。

海外移住について親の反応

美咲さんが海外へ飛び立つことによってご両親はどういった反応でしたか?

おそらく、「あ、ついにこのときが来たんだ〜」くらいの感じだったと思います。笑

もちろん「体に気をつけて、事件事故なくね」と送り出してくれていますが、私がいずれ海外生活を送るかもしれないことは両親も20年くらい前から想定していたと思うので、あまり意外性はなかったと思います。「思ってたより遅かったね」くらいの感じかも。

というのも、私がこういう感じだったからです。

  • 8歳頃から英語に興味があった
  • 11歳頃に母が買ってきてくれたテキストで独学で英語の勉強を始める
  • 中学の夏休み中に海外留学に行きたいと言う →却下される
  • 高校はアメリカの高校に行きたいと言う →却下される
  • 英語学習に力を入れている高校に進学する
  • 3週間の語学研修でアメリカに行きたいと言う →行けた!
  • 大学、大学院では外国語文学専攻
  • 就職先では海外事業部門と駐在を目指す

結局のところ配偶者に帯同するためにベトナムに来ましたが、そうでなければ自分の仕事で駐在することになっていたか、または海外就職に踏み出していたと思います。

私には下に3人のきょうだいがいますが、3人ともそれぞれの理由ですでに短期の海外生活を送っていたので、両親としても慣れたということもあるかもしれません。
ちなみに、両親は全く英語を話しませんし、英語教育に熱心なわけでもありません。2人で海外に行ったのはハワイの新婚旅行のみ。父は自分の趣味と仕事で何度か海外渡航していますが、母は新婚旅行のみです。

親への責任

「両親をどうしたら良いか」と考え込んでしまいます。
美咲さんはこの点どのように考行動したのか、是非お聞かせください。

ちなみに、私の両親もスマホのことを聞いてきます。笑
私は面倒なので妹や弟に教えるよう言うタイプで全く役に立ちません。

Cさん、とても思いやりがあって優しい方とお見受けします。
また、両親のことを心配する気持ち、海を隔てて暮すことで物理的な距離ができる懸念も分かります。

私もいずれ両親や家族に会いにくくなると感じていたので、社会人になってからは月に1度帰省していました。両親のためもありつつ、一番は一緒に過ごせる時間の短い祖父母のためでもありました。

その他にも、誕生日や母の日父の日は、できるときにできる限りのことをやってきました。そして実際、今年からは日本にいないのでこのようなお祝いごとはきょうだいにお願いしています。

もしものときはみんなある

家族にもしものことがあった場合すぐに駆けつけられない覚悟はしています。私に何かあった場合も同じです。だからこそ、最優先事項として「生存、安全、心身の健康」を掲げているのもあります。

私の場合は下に3人のきょうだいがいて、一番上の弟は実家の近くに家を建てて暮らしていたり、親戚も市内県内に多く住んでいたり、趣味や地域の人との繋がりが多い両親なので、手助けしてくれる人が身近にたくさんいることは確かです。

また、私のことについては、以下の記事で取り上げたように、エンディングノートほどではありませんが海外渡航前に金融サービスや「もしものときの希望」を事前に家族に共有しています。

プレ駐妻に届け!ベトナム渡航やることリスト(退職から帯同ビザ取得、渡航当日まで)
駐妻としてベトナム渡航するにあたって3か月前から準備しました。「やることリスト」を修正した「やったことリスト」を公開します。これから駐妻になる方や、退職したり、ベトナム家族ビザ(TTビザ)を取得される方の参考になれば嬉しいです。

私の人生は私だけのもの

親を残して海外渡航してきたわけですが、あまり辛くなく離れられていることの根底には「私の人生は私だけのもの」という考えが、お互いにあるからだと思います。

もともとの家族と一緒に暮らせること、一緒でなくてもせめて同じ国で暮らせることは素敵なことですが、でもそのためにどちらかが何かを犠牲にするのはお互いに幸せではないという思いがあります。

私の両親は両親のことを思うばかりに私が私の希望を諦めて生きることを全く望んでいないですし、私も両親が私のために彼らの希望を諦めることを望んでいません。
お互い自分の希望を叶えながら幸せに生きてくれればそれでいい、と思っているところがあります。

今後どうなるかは分からない

今はベトナムで暮らしている私ですが、今後どうなるかは全く分かりません!

配偶者が転職したり退職する可能性もあるし、
私はまた何かしら仕事をしたいと思っているし、
家族にメンバーが増える可能性もあるし、
私たち夫婦には一度は住みたいと思っている場所があるし、
ベトナム以外の海外生活も良さそうだし、
私たち夫婦の両実家の家と土地は将来的な引き継ぎ手に困っているし、
介護がやってくるかもしれないし…

何があるか分からないし、日本に帰る未来が近いかもしれないしそうでないかもしれない。でも自分で主体的に決断して生きていけば、何事も大丈夫!と思っています。

まとめ

Cさんからの質問にお答えしました。
ご家族との関係はそれぞれかなり違うと思いますので、Cさんにとってベストな解決策が見つかることを願っています。

また、この記事の最初にもお伝えしましたが、ベトナムは明日から休暇なので、ブログの更新はしばらくお休みしますね。次の記事は5月9日(月)にアップ予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!何か参考になることがあれば嬉しいです。
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日めくりカレンダーの残りがいよいよ少なくなってきたなあ
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