30歳、わたしにとってはこんな感じだった

エッセイ

みなさま、おはようございます。
わたしは今30歳で、自分としてはずっと憧れてきた年齢でした。
なぜか区切りとされやすく、ガラリと変わるものと言われがちな年齢を突破してみて、わたしにとってはこんな感覚があるよ〜ということをシェアしたいと思います。

エイジングとの出会い

エイジングとの出会いは、やはりあります。
「出会い」と表現しているのは、自分にとってはそんなに忌むべきものでもないかな?と思っているからです。
若々しい方が良いとされがちな社会のなかで、私が同調するのは「気持ち」と「心身の健やかさ」という点での「若さ」なので、よく言われがちな見た目のエイジングについては、人間として当たり前の変化だし年齢を重ねることで素敵になる人がたくさんいると知っているので、抗おうとするものでもないかな、と思っています。

見た目のエイジング

笑った時の目尻のしわや、美容院の鏡で気づく白髪とか、数年前には感じなかった変化はあります。
目尻のしわは幸せの証だけど、気になるなら普段のオイルを少し多めになじませてみる。白髪は生えるところが母と同じで新鮮に驚いたり。まあでも自然なこととして受け入れよう、そんな気持ち。

体のラインの変化は、あまり感じないような。
習慣としてヨガをしているので筋力や柔軟性が維持されているのと、野菜果物中心の食事なので、プロポーションや体重は10年間変わっていない、いやむしろ筋肉がついて姿勢が正しくなったので、良くなっていると思います。

少し年上の先輩には、「30を過ぎた途端、体のラインも崩れるし肌も違ってくるし疲れやすくなる」と聞いていたのですが、生活習慣や暮らしのあり方、体の調子など、個人差もあるのかなと思います。

体力と気力のエイジング

これは年齢を経たことによるものなかのか、それとも後で述べる「自分にちょうどいい程度」がわかってセーブする術を身につけたことによるのか微妙なところですが、体力と気力の波は穏やかなものになってきたかな、と思います。

私はもともと血気盛んなタイプだったので、それがちょうどいいレベルになったのかなとも感じています。
20代の中頃から後半は、「前の私ならもっとできた」と思いがちでしたが、最近は「このくらいできたなら十分でしょ」「あんまり無理せず今日はこのへんにしとこ」と思うことができています。
それが気持ちの余裕にもつながって、人の言葉や態度にも影響されにくく、自分のリズムを大事にできる自分になってきました。

ハートとマインドの安定

先ほども述べたように、もともと私は熱量が多いタイプなのですが、最近は心も思考も安定してきたような気がします。
20代の頃は熱量が多いから無理がきく。いや、きくと思い込んでいたのですが、5年くらいかけて自分が心地よく安定していられるバランスを、仕事、趣味や生活などのプライベート、パートナーシップでもつかめるようになってきたと思います。

人に対してジャッジメンタルなところや甘いと思ってしまうところがありましたが、最近はそんなこともなく、人には人のペースがあり、わたしにはわたしのペースがあるからそれを大事にして生きればいい、と思えるようになりました。

だからこそ、残業は自分が必要と判断した時しかせず定時で仕事を終える、仕方なく行っていた飲み会も気が向かなければ明るく断る、人の分まで仕事や心配事をしない、自分や他の人を貶める発言は笑って許さない、などなど、なるだけ自分と人を大事にできる環境に身を置く、またそのための行動をとるようにしています。

社会人になってすぐ、24〜26歳の頃仕事で無理をしすぎて心身を壊しかけたこと、そういう後輩たちを助けようとしたこと、不快な場面に遭遇するたび私がとれるattitude(態度、出方)ってなんだろうと考えて少しずつ練習してきたことで、以前よりは大切な自分と人を守れるようになってきました。

自分らしさをハグする

もともとそんなに人の目を気にしないタイプだったのですが、最近になって本当に心地よい自分を日々生きられているような気がしています。
人目を気にしないとは言っても、20代の終わりころまでは少し背伸びした自分でいることを、自分に課していた気がします。

例えば仕事にヒールで行くこと。(足に合わないし歩きにくいから本当に苦手で、やめたら毎日快適になったし特に問題ない)
ワイヤー入りのブラをすること。(だって大体美容系啓発本や女性誌にはその大切さが説いてあった)
男ウケは無視だけど一般ウケは気にしてたこと。(無意識に「このくらいはしておくべき」というラインを超えないようにしてた、誰のために?)
シーズンごとに仕事着は少しずつ入れ替えていたこと。(今では制服化した似合う服で毎日仕事に行っていて最高)
メイクはアイシャドウとかチークとか、ひととおりした方が良いんだろうなと思っていたこと。(今は日焼け止めと赤い口紅のみ)

他にもたくさんたくさん、刷り込まれてきた情報に基づく「こうした方が良いんだろうな」があって、自分の心地良さよりも優先していた気がします。
きっと優先していたという意識すらなくて、そういう「背伸び」を「自分磨き」の一部として捉えてもいて、楽しんでやっていたようなところさえある。でも疲れていた。

好き、似合う、「わたしの好きなわたしらしさ」がはっきりしてくる

こんな時代が過ぎていき、ヨガに出会い、海外で自由な人々を目にし、意外な趣味を始め、思いつきで住みたい街に住むなど、それまで自分で「なんとなくわたしってこう」と思っていたのと違う、自分の中の意外性に出会うイベントが20代の中盤〜終わりにいくつかありました。自分には意外なところがまだまだいっぱいあって、それは他の人からするともっと意外なことなのだろうけど、でもそれの何が悪いんだろう、素敵じゃないかと思うようになって。

そんなことから、「ひとの好きなわたしらしさ」を鑑みる必要はなく、大事なのは「わたしの好きなわたしらしさ」だと納得することができた気がします。
他のあらゆることにも言えるけれど、「らしさ」って他の誰かに規定されるものではなく、「自分で決めるもの」だとわたしは思っています。

大切にしたいものがはっきりしてくる

これまでの話とも繋がってくるのですが、失敗や寄り道も含めた20代のいろいろを経て、自分が大切にしたいものやことってどんなものか、ということがはっきりしてくる気がします。
大学3年生くらいから物や自分にとって本質的ではないと思われるものを減らす過程で「じゃあ大切にしたいものって何?」という問いが常にあって、20代はあらゆる物事を通してそれについて考えていた気がします。
このアイディアが頭の片隅にあるから、自分にとっての定点を見失わずにいられるのだと思います。

20代の自分にアドバイスをと言われたら

全てにおいて後悔はないのだけれど、「心身の健やかさ」こそが全ての基盤だと思うから、優先してほしい。
私としては、「心身の健やかさ」は「食事、睡眠、運動」で作られると思っています。

食べるものやそのつくられ方、環境や人への負荷についてもっと早く知った上で選択できたなら、と思う。
寝るなんて当たり前のことみたいだけど、8時間心地よく眠ることをもっと優先できたなら、と思う。
筋肉がつくことで姿勢が変わり体がラクになる。運動することで精神的に上向きになることをもっと早く習慣にできていたら、と思う。

きっとこれらは今後の人生でも私が優先していくことだし、体力的なことを考えてもより重要になってくると思います。
20代の頃これら全てをないがしろにした方ではなくむしろ意識は高かった方だと思うけど、美容的な視点に偏っていたので、そうではない本質的な視点でもっと向き合えていたらなあ、と思うなど。

まとめ

以上が私が思う30歳ってこんな感じ、ということでした。
かなり個人的かつ主観的な見方なので、人によって違いはあると思います。
でも私にとっては総じて「生きやすくなった」ところが多いのです。

少しでも参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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