夏の日本滞在中に、バッグをリメイクしてもらいました。
「こうだったらいいな」を叶えるだけで驚くほど使いやすくなり、自分にとって唯一無二のバッグになったので紹介します。
COACHシティバッグのストラップをリメイク
リメイクしたバッグはこちら、COACHのシティバッグ(型番9790)です。
こちらの記事でも紹介しましたね↓
2012年の大学4年生の頃に、父に5万円借りて購入した思い出のバッグです。
購入から12年経っており、途中3年間妹に貸し出していた期間も含めて、ところどころ痛みも出てきている状態でした。
そこで、今回リメイクをお願いしたのはこの2点。
- 両ストラップの根元部分のコバを塗り直す
- 金具が付いた方のストラップを根元から49.5cm短くする
根元部分のコバを塗り直す
リメイク…というか、こちらの場合は修理ですが、バッグの根元部分のコバを塗り直してもらいました。
このバッグの構造上どうしてもこの部分に負荷がかかるので、コバや革も傷みやすいポイントなのですね。
こちらが修理後の写真。
修理前の写真がないのですが、ところどころ剥がれていて、このままにすると革自体にも痛みが出たり、放っておくと裂けてしまう可能性がありました。
今のうちに一度修理してもらいたいと思っていて、今回やっと実現!
とても綺麗に直してもらえたので、安心してたくさん使うことができそうです。
バッグのストラップを短くする
ストラップの長さも短くしてもらいました。
ストラップの長さや全体の仕上がりについて、ビフォー&アフターはこんな感じ。
斜めがけのショルダーバッグとして使っていましたが、ここ数年は肩への負担が気になっていました。
バッグ自体の重さもあるし、そこに本やらマイボトルを入れると、まあまあの重量に…
1日中お出かけした時など、肩をはじめ体が疲れる感じがしていました。
はじめは肩にかけるというバッグ自体がもう無理かなと思っていたのですが、こちら↑の軽くて小さなバッグなら問題なし。やっぱり「重さ」が負担になっているのだなと感じました。
バッグの中身を少なく持つことはもちろんですが、時と場合によっては難しいこともありますよね。
このバッグ自体は大好きだし、どうすればもっと使うことができるだろうかと考えた時にひらめいたのが、「ワンショルダーバッグとして短く持つ」ということでした。
少しでも体に負担なく持つために、バッグの中身を変えるのではなく、バッグの持ち方を変える、ということにしました。
ストラップを短くしてワンショルダーにすると、わきの下で体に密着させてバッグを持つことになります。
この方法だと、斜めがけして持つときより格段にラク!この使い方なら、体への負担を減らしつつ、このバッグを使えると考えました。
通常ショルダーバッグの金具はバッグの根元付近にあって、肩にかけるときに邪魔にならないようになっています。
しかし私は、金具が真ん中にくるようにオーダーしています。(ちょうど引っ掛けているので写真だとほぼ見えなくてすみません…!)
妹に貸していた間に付いたストラップの変なクセや、これまで使ってきたベルト穴をそのままにしたかったのと…
肩にかけた時に金具が当たる方が、自分の肩のかたちにフィットすると感じたので、穴の空いている方のストラップはそのままにしてもらいました。
ストラップを短くしただけなのですが、別のバッグかと思うくらい、使いやすくなりました。
このバッグは通常の私の荷物量にちょうどいい容量なので、これまでイマイチに感じていた点を修正しただけで、ついつい使いたくなるバッグに変身しました。
新しく買うのもいいけど、修理やリメイクもいい
ストラップの長さおよび使い方について、「うーん」と思う点が出てきていたバッグですが…
希望に合うものを新しく購入して置き換えるということをしなくて良かった、と今は思っています。
思い出があるだけでなく、デザインや容量は自分に合っている良いバッグだったので、その点を諦めずに良かった、ということです。
なかなか出番がなかったときは、いっそ手放そうかなと思ったことも何度もあります。
それが今や、自分の使い方に合うようにリメイクしたことでお気に入り度が急上昇しました。
ここまでリメイクしてしまうと、もはやリセール、つまりフリマサイト等で次の方にお譲りするのは難しいのかもしれません。
でも、それって逆に良いかも、と感じている私もいます。
わたし仕様にしたことで、そもそも手放す必要性がなくなっているし、タイムレスかつ自分の好きなデザインだから、また10年20年と使っていけたら…と、購入したときのような嬉しい気持ちに包まれています。
まとめ
相棒バッグをリメイク&修理に出したことについて書きました。
思えば、祖母の形見のジュエリー、父からもらった腕時計、ブーツ、バッグなどなど、新しいものはそんなに買わないけれど、お直しに出しているものはかなりあるな…と感じています。
まあまあの出費ではありますが、お直しして使い続けているからこそ生まれる、唯一無二の愛着もあるなと感じています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
何か参考になることがあれば嬉しいです。