本当に買ってよかった、バーミキュラのお鍋

キッチン

冬の日本一時帰国で手に入れてよかったものはたくさんあるのですが、その中でもバーミキュラのお鍋は、毎日使うお気に入りになりました。

今日はそのお鍋愛について語りたいと思います。

ずっと使っていたル・クルーゼのお鍋

2015年からずっと、ル・クルーゼのココットロンド20cmを使っていました。

ベトナム・ホーチミンシティで暮らす家には備え付けの調理器具があるのと、どのくらい自炊をするのか分からなかったのでル・クルーゼのお鍋は持って来ず。そして、今は母が使ってくれています。

渡航前に1か月間実家で暮らしているとき、長年活躍していた実家の炊飯器が壊れてしまいました。「どうしよう〜」と言う母に、私がいつもご飯を炊いているル・クルーゼのお鍋を貸し出して一緒に使ってみたところ「美味しいし早いし楽でいい!」とたいへん気に入っていたので「ベトナムには持っていかないから良かったら使って」ということで、今は母が使っています。

ホーチミンシティに引っ越した私はというと…自宅備え付けのステンレスのお鍋でもご飯は炊けそうでしたが、問題だったのはサイズ。使いやすい16cmの片手鍋の次に小さいのが22cmのお鍋。一人や二人用の食事にはちょっと大きく作りにくいので、一時帰国でお鍋を買ってくることにしました。

気になっていたバーミキュラ

今の生活に合うお鍋をと考えたとき、私の中にはすでに心に決めていたブランドがありました。

それがバーミキュラ!

重たいお鍋といえば、ル・クルーゼ、ストウブ、そしてバーミキュラあたりがメジャーかなと思うのですが、なかでも私は無水調理ができるバーミキュラに憧れがあって。ル・クルーゼも具材から水分は出る方だと思うのですが、無水とは言えない感じだったので、無水調理がどんな感じなのか興味があったのです。

また、長く使い続けるにあたって、リペアプログラムがあるのも魅力でした。

リペアプログラム | Vermicular(バーミキュラ)公式サイト
長い間使い込んで、ホーローが剥がれたり傷んでしまったら、リペアプログラムをご利用ください。再ホーローコーティングで、新品同様にしてお返しします。

そんなわけで、お鍋を買うならバーミキュラ一択!という気持ちでした。

ちなみに、それまで使っていたル・クルーゼをホーチミンシティに持ってくる、という案もないことはなかったのですが…すでに炊飯器を手放した母が、毎日炊飯やその他の食事作りにル・クルーゼを気に入っていたので、そのままにしておこうかなと思いました。笑

また、スーツケースに入れて持ってくる予定だったのと、実際にこちらの自宅で使うことを考えると、ル・クルーゼの20cmは少し大きいかも?という気持ちもありました。大きいと言ってもバーミキュラの18cmとの差はたった2cmでは?と思うのですが、お鍋の2cmの違いってけっこう違うのですよね。

サイズと色

そして購入前まで何度も検討したのが、サイズと色でした…!

サイズ

サイズは、14cmと18cmで迷いに迷いました。

今の生活は時間に余裕があるので、14cmのお鍋で1.5合を毎日炊くのでもいいかなあと思ったり。しかし、その小ささで自宅の海外製のIHヒーターに反応するかどうかがいまいち心配でした。そもそも、14cmのお鍋だとさすがに小さくてスープや煮込み料理には使いにくいかな?とも。

18cmは長年愛用したル・クルーゼよりも小さなサイズだから使い勝手は良さそうだけれど、以前ほど自炊しない今の生活では持て余さないか?という点が気になりました。サイズ的には自宅のIHヒーターに合いそうだったので、その点は安心できそう。

サイズの目安に箸置きを置いてみました

↓新タイプはより使い勝手が良さそう

一度は決め、また悩み…ということを何回か繰り返して、結局、18cmに決めました。

結果的に、18cmにして良かったと思っています。14cmではやはり小さすぎたと思うし、結局炊飯も2合か3合でちょうど良いので、こちらで良かったなと。

日本の実家に届いたお鍋を見た時は、「え!小さ!」と思いましたが、使ってみるとこれがちょうど良いサイズ感。スープは我が家の大きな汁椀約4杯分でちょうどよく、ご飯は3合だと底から返せないのですが、細かいことはあまり気にしないのでそれでも問題ないです。

色についても楽しく悩みました。

パステル調の色味はあまり私のカラーパレットにないので、グリーンやピンクはちょっと違うかなと思うにしても…ブラック、ベージュ、ホワイト、ストーン(グレー)になると全部良くて、悩みました。

ル・クルーゼの時は外側が真っ赤(好きな色)で内側が自然な白というかオフホワイトのような色で、それで不便を感じたこともなく。
中が白っぽい方が具材やスープの色が見やすいなと思う反面、真っ白なご飯には黒の方が色のコントラストが綺麗かな…なんて考えて、どちらも良いなあとさらに迷う。

手持ちの食器をいそいそと出してきて、ここに何色のお鍋が加わるとどんな感じか…なんて考えたりもしました。

結局、一番の目的は炊飯なので、炊きたてのごはんが映えそうなブラックにしよう!ということで、色はマットブラックを選択しました。

使い始めてみて、やっぱりごはんの白色が映えますね。でも、他の色でも素敵だし楽しいのは変わりないと思います。

中も黒いので、スープや具材の見えにくさという点が気になっていましたが、不便を感じたことはありません。キッチンに電気がついているし、味は味見して確かめれば良いし…ということで特に問題なしでした。

普段の使い方

スープ

ホーチミンシティに持ってきてしばらくは、スープ作りに使っていました。最初は火加減を見つけるのが難しくて、楽しみながら試行錯誤していました。

無水調理に適した火加減を見つけてからは、「そろそろ良いかな?」という頃合いで蓋を開けてみると、野菜からたっぷりの水分が出ていて、毎回喜んでしまいます。スープだと水を加えないということはさすがにないのですが、それでも汁椀1杯とか2杯で良いので、使う水の量は少ないと思います。

味付けの前に味見してみると、とても甘くて素材のお出汁が溢れている感じで、それだけで美味しい。塩と胡椒を加えて完成、というシンプルながら本当に美味しいスープが作れるようになりました。

火の通りも早く、個人的には調理時間も短めで済むような気がしています。野菜がしんなりして味のしみ出すスピードが早いような。

ごはん

私が購入しているのは、ベトナムで栽培された日本米の玄米です。
全然普通に美味しいのですが、なんとなく甘味や粘りは控えめでさっぱり目。五穀米の素やもち麦を混ぜて炊いています。

まとめ

毎日使っているバーミキュラのお鍋について紹介しました。

今では炊飯はバーミキュラ、スープは自宅備え付けの鍋を使うことが多いのですが、スープにもバーミキュラが使いたくて、もう一つあったらなあ…などと思っています。そのくらいお気に入り。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

もうすぐ台湾行ってきま〜す!
キッチン