手入れされていない空間が奪うもの

物のこと

みなさま、おはようございます。

以前、ベトナムではない、近隣の国を旅行したときに体験したことから気づいたことについて紹介します。
旅を終えた後でも、私の普段の生活の中で引き続き息づいています。

びっくりした、とあるホテル

旅の途中に宿泊したとあるホテル。

着いた途端、ホテル入り口にあるホテル名が書いてあるオブジェ?の一部が壊れていました。
お客さんをまず迎えるホテルの玄関で、ホテルの名前のオブジェの一部が壊れてることなんて、あるんだ…!とびっくり。
とても大事なところだと思うから、すぐ直しそうなものだけどな、なんか大丈夫かな、とその時は思いました。

でも、こういう印象って当たるものですね。
その後もことあるごとにびっくりさせられる一泊二日となりました。

いろいろ行き届いていない部屋

部屋にチェックインして、いつものように荷物を解いたり、物の置き場を決めたりしながら、不備がないか確認していくのですが…

まず棚という棚、窓枠という窓枠などが、拭き掃除された形跡がない…!
さすがに床は掃除しているようでしたが、見えにくいところはハウスキーピングのマニュアルに入っていないのか、全然掃除されていませんでした。

部屋の中にはメモ帳と鉛筆も備え付けられていますが、前のゲストのメモがそのまま残されていて、「え?掃除の時になんでそのままにした…?」と思ったり…

電話近くの戸棚の中には、以前のゲストのものなのか、もしかして従業員のものなのか、VAPE(ニコチンのない香り付きの煙草)が入っていたりして…

そのほかにも水まわりの不備がいくつかあったので、フロントデスクに電話して、不用品を回収してもらったり、水まわりの掃除と修理をしてもらいました。

ホテル内の他の施設も全体的に掃除や管理が行き届いていない印象でした。
後にレビューを見ると、同時期に宿泊した人による似た意見が少なからずあったので、ああホテル全体でこういう感じだったのだなあ、と思うなど。

(4つ星ホテルで、そこそこ宿泊料もする場所だったのですが、こういうこともあるのだなあ…と思いました。ここでは観光メインでほとんどホテルの部屋にいる時間が無かったのが幸いでした。)

手入れされていない空間にいて気づいたこと

このホテルの場合は、掃除が行き届いていないとか、ゲストをもてなす気持ちが薄い、という印象でしたが…
「手入れされていない空間」には、例えば、散らかっているとか、物が多いとか、不用品がそのままになっている、ということもありますよね。

このホテルに滞在してみて思ったことは、そういう場所は、ただ散らかっているとか、掃除が行き届いてないとか、単にそれだけで済むものではないのだな、ということ。

例えば、健康上の問題もあります。
埃その他によって引き起こされる体の不調やアレルギーがありますね。

それだけではなく、心の余裕も失くさせると感じました。
自分の体や心に良いことをしたいという気持ちや、人に優しくしたいという気持ち、そもそも何かしようと思う気力が損なわれる感じがしました。

手入れされていない空間は、ただ手入れされていないというだけでなく、そこにいる人の体や心の健やかさまで奪うのかもなあ、なんて思いました。

だから自宅も心地よくしたい

とても良い旅の中で、このホテルでの印象と体験だけが重たかったのですが、それでも、この学びは私にとって大きかったのです。

手入れされていない空間にいること、手入れされていない物に囲まれるのって、こんなに居心地が悪いんだ、というのを感じたからです。

自宅や他のホテルにいて居心地が悪いことって無いので、その意味では、その滞在は私にとって忘れられない、貴重な体験になりました。

その後自宅に戻ってからも、今まで以上に、部屋を美しく、綺麗に、清潔に保ちたいと思うようになりました。

我が家は私も夫も物が少ないので、見えるところに物が散乱しているということはないのですが、逆に言うと、物は戸棚の中など、見えないところにしまってあります。

そういう場所も定期的に開けて、物を全部出して、点検したり、要不要を検討して、最後には戸棚の中も綺麗に拭きあげる…そういうことが、やっぱり大事だなあと改めて思いました。

まとめ

とあるホテルで体験したことから学んだことについて書きました。

何か参考になることがあれば嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

日めくりカレンダーの残りがいよいよ少なくなってきたなあ
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