みなさま、おはようございます。
夫の海外駐在に帯同して1年3ヶ月が経ちました。
同時に、私の専業主婦歴も1年3ヶ月です。
今日は、今思うことについてつらつらと書いてみたいと思います。
専業主婦とは言うものの
間違いなく専業主婦ではあるのですが、なんというかそれは、一緒くたに「こう！」と言えるものではないと感じています。
日本で専業主婦であることと、私のように海外在住で専業主婦であることでもかなり違うし、子どもの有無でもこれまただいぶ違うし、住んでいるエリアや住居、家事の力の入れ方や普段の過ごし方、交友関係など、人によって違うところは無限にあるので、私からは「専業主婦とはこうですね」という話はできないなあと。
なので、あくまで私という個人の専業主婦体験の話になります。
本当に、人によって感じ方や過ごし方はさまざまだと思います。
私は、という視点でお話しすると…
やっぱり専業主婦という自覚がほぼないなあ、と思います。笑
家事もしているといえばしていますが、掃除は基本的にはハウスキーピングが入りますので、その手が届かないところを時々やる程度。
料理は平日の夕食にお鍋でご飯を炊くのと、汁物を用意すること。（おかず系はデリバリーを利用）
食器洗い、洗濯、アイロンがけ、片付け…その他こまごました家に関わる仕事は自分でやりますね。
主婦だからこのあたりの家事をやっているのだ、という意識もあまりなくて、片付いた綺麗な部屋で心地よく過ごしたいからやっている…という感じです。
夕食も、自分で炊いたご飯と汁物があると嬉しいから、という理由で作っているという感じで。
夫や家族全体のためにやっているという感覚も私はないです。私だけでなく夫も全ての家事ができるので、私がやらなくてはいけない、という意識もないです。（実際、平日夕食後の食器洗いは夫の担当ですし、土日は私より夫の方が体を動かして家事しています。休日に私が料理したのは夫が体調不良の時だけかも…）
そんな感じなので、なんだか自分でも胸を張って（？）専業主婦です！と言える感じでもないのですね。
ゆっくり穏やかに暮らすトレーニング
この生活を1年以上続けてみて思うのは、これは、ゆっくりと穏やかに暮らすためのトレーニングっぽいな…ということ。
これまで、どちらかというと駆け足で生きてきたし、暮らしてきたような感じがするので、今の暮らしはものすごくのんびりというか、何にも進んでいないように思えることもあります。
でももしかして、本来人生って、このくらいののんびり加減で、ゆっくり楽しむのがいいんじゃないか…？なんて思ったりもしています。
今まで、そんなつもりも無かったのに、あまりに仕事が生活の中心にありすぎて、仕事するための生活リズムのようになっていたような。
もっと、生きるために仕事というものがあるよ〜くらいの感じでいられたら良かったな、とも思います。
精神的にも、仕事のために意識を割いたりということが多かったように思います。
その仕事を手放してみるのは不安だったけれど、そうしてみると、なんであんなに仕事にがんじがらめになっていたのか分からないなと思うほど不思議です。私にとっては、知らない間に執着になってしまっていたのかもな、なんて。
仕事に対する考え方が少し変わったのは、海外で暮らしてみたことも大きいと思います。もちろん全ての方がそうではないですが、でも多くの方が、本当に肩の力を抜いて働いているように見えます。私など、働き始めて数年間は180%、中堅に近づいてきても60%くらいで働いていた気がするけれど、なんか30%くらいでも良さそうな空気感があるかも…？と感じること多々です。
誰にも気兼ねせず、今の生活を楽しみ尽くす
外部の人と会ったり話すことがほぼないので笑、「海外で専業主婦なんて楽そうでいいね」「駐妻って平日から友達とランチとか買い物して楽しそうだね」のような言葉は私はかけられたことがないのですが、実際そんな風に言われたらきっと、ちょっとむっとするかもしれませんね。（そしてあいにく私はこちらに友達がいません。それでも十分楽しいのですが…！）
でも、それが私の今の生活なのだから、自信を持って「うん、毎日楽しんでるよ！」でいいのかな、とも思っています。
確かに結果だけ見たら楽そうに見えるかもしれないけれど、ここに来るまでにたくさんの葛藤と決断があったわけで、そういうものは人には見えにくいですよね。今の境遇に不安や劣等感を覚えながら暮らすより、最高だな〜と思いながら暮らす方が、自分にとってはプラスだと感じています。
自分の人生、自分の生活、自分の暮らしなのだから、誰にも気兼ねせず楽しみ尽くして良いはず。私はそんなふうに思っています。
まとめ
海外で専業主婦になって1年以上が経ったので、感じることについて書いてみました。
ときどきこうして自分の今の気持ちを書き出してみると良いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
