みなさま、おはようございます。
冬に1年ぶりに日本に滞在する予定なので、やりたいことや、買いたいもののリストをアップデートしています。
一時は「絶対に買いたい!」と思ったものでも、数日、数週間、数ヶ月…とリストに記載しておき久しぶりに見直すと、「う〜ん、やっぱいらないかあ」と思うものが、けっこうあります。
その一つが、懐紙でした。
もともと懐紙を愛用していた
以前のブログにも書いたことがあるのですが、バッグにはいつも懐紙を入れていました。
習慣になったのはオフィスワークを始めてからですが、一番最初の出会いは父方の祖母でした。
母が趣味の用事で出かける平日の週2回。夕食後に祖父母の住む1階に遊びに行くと、いつも少しだけお菓子や果物を用意してくれていて。
洗い物を出したくないときなどは、懐紙を漆塗りの小皿の上に折って敷き、小さなおせんべいなどを出してくれたことを今でも覚えています。
祖母は華道と茶道が趣味で、美しい所作や人への気づかいを大事にする人で。
私が小学6年生くらいの頃、「ひとつ持っていると良いわよ」と言って懐紙をくれたことがありました。
小学生の時は便利な使い道を自分で発見することはなく、使い道を調べる術もなくて持て余していましたが、大人になってからは便利に使うことができました。
記事にも記載していますが、使い道はけっこう色々とあるのですよ。
- 食事でペーパーナプキンがないとき、口紅を拭き取ったり、口元を拭いたり
- 急な会費などを渡す際の封筒がわりに
- 適当なノートや紙がないときのメモ帳がわりに
- 会社の人にお菓子をおすそ分けするときのお皿がわりに
- 飲み会の時のコースターがわりに(グラスにくっつかないのに水分をしっかり吸収してくれる)
- 雨の日、お客様との打合せの前に濡れた鞄や靴を拭く(ティッシュだとぼろぼろになりますが懐紙だとそうならず1枚で綺麗に)
こんな感じで、週の半分くらいは使うほどでした。
懐紙は無地のもののほか、季節の柄や面白い柄なども豊富で、かわいい柄をプレゼントでいただいたこともありました。
再び懐紙を持ちたいと思うようになった
鎌倉に暮らしていた頃は、鎌倉八座限定のはと豆柄の懐紙を持っていたりもしました。
在宅勤務が増えた頃から、プライベートの外出も少なくなって、懐紙を使うことも激減しました。
ホーチミンシティに引越しするときにはすでに懐紙も懐紙入れも手放しており、その必要性もあまり感じなくなっていて。
でも、おそらく単純に、物としての懐紙が私は好きなのだと思います。そして持っていれば役立つことがある点も。
そんなわけで懐紙が欲しくなっていろいろ調べていたら、懐紙入れもいろんな種類があったり、ミニサイズの懐紙があったり、以前よりずっと充実していて驚きました。
素敵な懐紙の世界
そんななかで私が今揃えるなら、と気になったものを紹介します。
懐紙入れは、こちらが素敵でした。
優しい色味のシンプルな懐紙入れで、オリジナリティを出すのにイニシャルや家紋を入れることもできるとのこと。どの色も素敵で迷いますね。
懐紙は、こちらを選びます。
たくさん素敵な柄があるのに、無地?と思われるかもしれませんが、無地です。
私も柄のものは好きなのですが、でもどんな場面でも、どんな人と一緒でも使える柄物って難しいかな、とも思っていて。
いくつかの種類を持っておいて、場合に応じて使い分けるのなら良いですよね。とても楽しそうです。
でも今の私は、使い分けたりバリエーションを持つよりは、万能なひとつを大事にしたいと思うので、それならば無地一択、と思っています。
素敵だけど、でも…
そんなわけで、懐紙入れと懐紙は、次の日本一時帰国で購入するものリストに入れておいたのです。
それがとても楽しみであったのですが、あることで考えが少し変わってもきていて。
それは、日本一時帰国するときの荷物を考えていた時のこと。
あらかじめ持ち物をリストアップしたり、あれこれ思い巡らすのが好きなので、まだ先なのに、もう一時帰国する時のバッグの中身を考えています。笑
機内持ち込みのトートにはこれを入れて、バックパックにはこれを入れて、スーツケースにはこれを入れて…
荷物は極力少なくしたいから、過去の自分の旅の持ち物記事や渡航時の荷物記事を見返しながらリストアップしていきます。
そうしてリストを見てみると思うのが…意外と多いな…!ということ。
必要なものだけリストアップしているつもりですが、必要なものだけでも、けっこうあるものなのですね。
そんなリストを眺めてみて、「もし今懐紙を持っていたとして、この荷物の中に入れるだろうか?」と考えると、「うーん…」と思う私がいて。
その他の旅行やお出かけの時にも、やっぱり必需品しか持っていないわけですが、それでもある程度の物の量にはなるのですよね。
食事等で出かける場合なら懐紙はやっぱり便利だしなあ、でもいつも使うかというとそうでもなさそうだしなあ、などなど、いろいろ考えてしまいました。
そんなわけで、懐紙入れと懐紙の購入は一旦保留です。
まとめ
懐紙が欲しいけれど一旦保留にした話について書きました。
私は購入するかどうか分からないけれど、もしかしたらどなたかの役に立つかもと思い、素敵だなと思っている品についても紹介しました。
先月読んだこちらの本にも懐紙が登場していました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!