みなさま、おはようございます。
2月の上旬からヨガ習慣をもっているのですが、それが3か月以上続き、最近意外なことに気づきました。今日は習慣それ自体と、気づいたことについて共有します。
週5のヨガ習慣
私のヨガ習慣、今はこんな感じです。
- 月曜日から金曜日までの毎日
- 9時半や10時くらいからスタート
- その時間に用事があるときや月経序盤は気軽にお休み
- 1時間から1時間半
- 内容はアシュタンガヨガをベースにしたハタヨガをその日の体調や気持ちに応じて
- 日によってバリエーションあり:ディープストレッチ長め、しっかり筋肉を使い汗をかく、瞑想長め、心をほぐす感覚を中心に、など
9時半から10時くらいまでに部屋に清掃が入るので、その時間は部屋の外で過ごすようにしていて。
はじめはプールサイドでブログを書いていたのですが、そのうちにヨガ(や途中ウェイトトレーニング)の時間に充てるようになりました。
住まいにはジムがありストレッチやヨガ用の部屋もありますが、ほぼ外であるプールサイドが気持ち良いので、毎朝そこにマットを敷いています。
日本で暮らしている時は当然部屋の中でヨガの練習をしていて、それも十分に良い時間なのですが、風や太陽を肌に感じながら開放的な空間で練習する良さを知ってしまいました。
次に日本で家探しする場合は、ヨガの練習に気持ち良い広縁やウッドデッキ、ベランダがあるところに住みたくなりそうです。
感じた変化
私のヨガ歴は6年ほどです。
2016年にホットヨガから始めて、その1、2か月後には学びを深めたいと思って、全米ヨガアライアンスRYT200取得のスクールに入り、1年ほど通って取得しました。
6年のあいだ休みながらも継続してきましたが、週5で練習しているのは今が初めてです。笑
練習のおかげでその日の体や心の状態に気付きやすくなったり、動かさないことで体が固まったり詰まったりする感じから解放されました。
正しい姿勢も保ちやすくなり、体を動かし呼吸を深めることで身体的な快適さを感じられるようになりました。
3日くらい練習しないとムズムズしてくるので、旅先でもレッスンに参加したり、朝食前にジムのマットを借りて練習しています。
意外だったこと
体と気持ちを安定させられるという変化のほか、意外だったのは「マットの外のヨガ」を自然に意識できるようになっていたことです。
「ヨガ」といえば、いわゆるあのポーズをとることがイメージされますが、実際にはヨガがカバーする範囲はもっと広いのです。あのポーズはヨガ全体の中の「アーサナ」というものです。
「アーサナ」の他にもいろいろあって、その中に「ヤマ」と「二ヤマ」というものがあります。
その「ヤマ」と「二ヤマ」こそ、私が週5の練習を3か月続けたことで自然と湧き上がってくる感じを覚えたものです。
たとえヨガをしなくても、毎日を幸せに過ごすのに役立つ考え方なので紹介しますね。
雑誌『Yogini(ヨギーニ)』2022年5月号の「ツールとしてのヤマ・二ヤマ取扱説明書」という記事が分かりやすいので引用します。文章は平地紘子さん、監修は森田尚子さんです。
ヤマ
ヤマは「しないほうがよい行い」とヨガスクールで習いましたが、この記事では「自分の外とのつながり方」と説明されていて、あ〜確かに!と膝を打つ思いでした。
ヤマ「自分の外とのつながり方」にはこの5つがあります。
- 非暴力・傷つける意図を持たない(アヒンサー)
- 他者、自分に対して誠実に生きる(サッティヤ)
- 盗まない、人のものを欲さない(アステーヤ)
- エゴで人とつながらない(ブランハチャリヤ)
- 必要な物を快適な量だけ持つ(アパリグラハ)
非暴力・傷つける意図を持たない(アヒンサー)がベースになっているので、まずはこれを意識してみよう、というアドバイスがありました。
二ヤマ
二ヤマは「したほうがよい行い」と習いましたが、「自分の在り方」と表現されています。この理解もシンプルでとても良いなと思いました。
二ヤマ「自分の在り方」にはこの5つがあります。
- 自分の内外をクリーンに保つ(シャウチャ)
- 必要なものはすべて持っている(サントーシャ)
- 実践する(タパス)
- 自己を見つめ、知る(スワディヤーヤ)
- 世界全体の本質を理解する(イーシュワラプラニダーナ)
必要なものはすべて持っている(サントーシャ)を根底に、そのままの自分を認めることから二ヤマの実践は始まるのだそうです。
毎日のアーサナで「心のヨガ」が深まった
ヤマ、二ヤマは知識としてはもちろん持っていたし、ときどき思い出しては改めて意識することもありました。
でも平日毎日の練習を経て、自然とそれぞれが実感として分かるし、実践に近づいたように思うのが新鮮でした。
まとめ
日々練習し、心と体を統合していく意識から、自然とヤマと二ヤマも自分にとって馴染みやすくなったのかもしれません。
それぞれのサンスクリット語の名前は覚えにくいですが、意味するところは日々の暮らしで自分を快適に保つ手助けをしてくれそうです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!何か参考になることがあれば嬉しいです。
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