みなさま、おはようございます。
憧れだった鉄瓶を使い始めて、1か月半が経ちました。私なりの選び方や、実際に使ってみて感じたことを共有します。
理想の鉄瓶の条件
鉄瓶を探すにあたって、まずは理想の条件を考えてみました。
ブランドにはあまりこだわりがなかったので、自分の条件に合うものから探していこうという作戦でした。
そこで私がリストアップしたのがこちら。
- IHにも対応
- 取っ手が倒れる
- 容量は1L程度
- 内側ホーロー加工なし
- 金気止めあり
- デザインが好き
- 一生使えそうな品質
あらかじめ条件を決めてしまうと、選択の幅がぐっと狭まるので探すのが楽になります。
私はものを探すそのプロセス自体が好きというよりは、最短距離で必要なものに出会いたいタイプなので、ものを探したり買う時は、だいたいこの方法で目当てのものに行き着くことが多いです。
ちなみに、私のやかんの使い方はお湯を沸かすのみだったので、鉄瓶にも同じ用途を想定していました。
学生時代から使っていたやかんがかなり古びてきたので、その買い替えで鉄瓶を選択したような感じです。
出会ったのは及源鋳造の東雲小菊
そうして見つけたものが、及源鋳造の東雲小菊でした。
つるんとした形に控えめな菊が綺麗で、デザイン的にも好み。先に挙げた条件も全て満たしていました。(調べた感じだと、意外にも条件を満たすものが少なかったです)
9月の半ばに届きましたが、それから毎日欠かさず使っています。
毎日の使い方
日々の使い方について紹介する前に、鉄瓶は始めに湯垢付けが必要なのでそのことを。
私は記載されている通りに行いました。スーパーを何軒もはしごして、やっとちょうど良い硬水を発見しました。
湯垢付けをした後に沸かして始めて入れた白湯は、少し白く濁っていて、舌がピリッとする感じ。二度目からはそんなこともなく、すっと口のなかになじむ白湯ができました。
毎朝白湯を沸かすのですが、やり方は本当に簡単。
- 鉄瓶の8割程度まで水道水を入れる
- 底の範囲を超えない中火と弱火の中間くらいで、蓋をせず火にかける
- 沸騰したらカップと残りをステンレスタンブラーに入れておく
- 空になった鉄瓶の蓋を外してコンロに戻し、中を自然乾燥させる(蓋は仰向けにして自然乾燥)
以上です。
鉄瓶は水で洗ってはいけないので、特に掃除したりということも必要なくとてつもなく楽な道具だと思います。
毎回完璧に乾燥させても、こんな感じで小さなさびもつくのですが(白いのは水を美味しくする湯垢)気にせず使用。油がはねたりすると気になるので、料理の時や使わないときはコンロから外して置いておきます。
ヨガの練習を終えて温かい湯船にざぶんと使ったあと、朝日が差し込む6時のキッチンで、鉄瓶の重みを感じながら透明なお湯を注ぐ時間がたまらなく好きです。
鉄瓶そのものがもたらしてくれるお湯の良さも良いけど、鉄瓶を使うことで生まれるゆっくりとした時間がとても愛おしいです。
以上、私の鉄瓶ライフでした。最後までお読みいただき、ありがとうございます!