みなさま、おはようございます。
今回は、私が所持している食器をご紹介します。
その前に、私が食器に魅せられた経緯を簡単にお話ししますね。
実用性以上に心が動いたのが食器でした
18歳の大学進学とともに上京して、家賃5万円ほどの小さなワンルームで一人暮らしをさせてもらっていました。
地方を抜け出して憧れの一人暮らし。理想の暮らしを実現したくて、バイト代のほとんどを服や化粧品、インテリアにつぎ込んでいました。
それまでまともに料理をしたこともありませんでしたが、健康のためにも食費のためにも自炊する毎日。
食事の時間もオシャレにしたくて、実家から持ってきた食器に加えて、自分の好みに合う食器を少しずつ集めたらいつの間にかたくさんに。
大学3年生の二十歳くらいの頃からシンプルライフにシフトし始め、服もメイクもインテリアも、どんどん少なくシンプルに、そしてそれが心地よいことに気づき始めました。
それでも食器だけは好きで欲しい人に譲ったりして減らしましたが、ある時ふと気がついて。
料理や食事、片付けまで含めて、食器それ自体に美しさを感じる瞬間が多くて、まるで実用性を兼ね備えた美術品のようだな、と思ったことがあったのです。
きっとある人にはそれが服だったり、化粧品だったりして、その物の実用性以上にもたらされる充実感や愛情があると思うのです。私にとっては食器がそういう存在でした。
たくさんの量はいらないけれど、その時気に入ったものを毎日大切に使うこと、できれば長く愛せるものを選ぶことを意識するようになりました。
全19個!食器好きミニマリストの器と収納
前置きが長くなりましたが、食器はわたしにとってそんな存在です。
3年くらい前まではプロダクトものやオシャレな雑貨店で扱っているようなものが好きでしたが、初めて電動ろくろで器を作ってみてから、土ものに魅かれるようになりました。
買い替えのものや好みに合わなくなってしまったものは、メルカリ等を通して次の方にお譲りしています。
そんな私が今大切にしている器たちがこちらです。
数えてみたら19個でした。
ここからはある程度分類しながらご紹介しますね。
お茶セット
急須
急須は結婚前から使っているもので、1杯分の小さなものです。
ガラスなので色がきれいに見えることと、茶葉が踊るので美味しく入る気がします。茶こしはそそぎ口のところについています。
チタンカップ
その隣はチタンのカップ。
かねてから憧れていたものを、メルカリで定価より少しお安く譲っていただきました。
金属ですが手になじむ質感で、二重構造なので水滴もつきません。一生使えそうだと思って購入しました。
サイズ的にもとても使いやすく、お気に入りです。
こんな高いコップ要るかなあと言っていた配偶者も気に入って使っています。
ビッグマグ
一番右のマグカップは、自分でデザインして作ってもらいました。
アメリカのzazzleというサービスで注文しました。
とにかく大きなマグが欲しくていろいろ探したのですが、そもそもこのサイズ感のマグが見つからないのと、気に入ったデザインのものがなかったところにこのサービスを見つけて、作りました。
このマグは500ml入ります。持ち手に指が4本入るものが欲しくて、その条件もクリア。デザインも自分で決めたお気に入りです。
実家の思い出シリーズ
こちらは実家からもらってきたものたち。
花柄の小皿
鮮やかな花柄の小皿と小さな丸みのある食器は、実家では一度も使ったのを見たことのない、戸棚の奥に眠っていたもの。笑
柄と色合いが好きでもらってきました。小さいので、少しの量を盛り付ける時に使います。
小鉢
右上の小鉢は、両親の結婚披露宴の引き出物。こちらも実家で食卓に上がった姿は見たことがありません。笑
食器棚で見つけた時に「可愛い!もらっていい?」と聞いたら「それお父さんとお母さんの披露宴の引き出物にしたうつわだわ〜」と言われて知りました。
そんな思い出深いものこそ、大切にたくさん使うべき!と思い、いくつかあったうちの2つを私と妹が引き取って愛用しています。
どんぶり
こちらも実家からもらってきた器。
いただきものだと思うのですが、帰省した時に母がお昼に作ってくれるサッポロ一番のラーメンは必ずこのうつわに入っていて、私にとっては家族の何気ない温かさを思い出させてくれる食器です。
きょうだいも全員実家を出て今や実家でもそんなに使わないとのことで、5つくらいあったうちの2つをもらってきました。
自分で料理して使うようになって気づいたのですが、このサイズと形のうつわ、かなり使いやすい!
もちろんラーメンもOKだし、丼ものや、汁気のない麺ものにも使えます。もちろん煮物などにも。深すぎないので幅広い料理に使えて、保管もしやすいです。
飯碗と漆椀
飯碗
こちらはごはん茶碗。
夫と伊豆を旅行した際に陶芸体験で作ったもので、彼の作品です。
本来彼が使うのですが、今は私が使っています。とても持ちやすいサイズ。
私が絶対選ばない色味なのが、彼を思い出させてくれてほっこりします。
私は今度妹と旅行した際にまた陶芸にチャレンジするので、その飯碗を得るまでは夫の作品を使わせてもらいます。
漆椀
こちらは漆のお椀です。
鎌倉にあるうつわ祥見というお店で出会った、矢澤寛彰さんの漆のうつわです。
通常のお味噌汁用のお椀より少し(かなり?)大きめで、汁物好きな私にはぴったり。
漆の質感が本当になめらかで、毎日使っています。時とともにツヤが出てきました。
自作の小皿
配偶者との伊豆旅行で私が作ったのがこちら。
人生で2回目の電動ろくろ。意気込んで飯碗を作ったつもりが、予想以上に縮んで、もはや小皿!
でもこれはこれで、副菜を盛るのにもいいし、菓子皿にも良いサイズ感でお気に入り。ごく淡いブルーと白、オレンジが砂浜のようで好き。
銘々皿
これまで持っていた銘々皿、というか小皿が小さいなと思っていて、ぜひ銘々皿を購入したいと思っていました。
直径16cmなので取り皿としてはもちろん、そんなに多くない量のお料理を盛るのにも良いし、幅広く使えるサイズです。
あえて種類は揃えずに、異なるタイプにしました。どちらも美しい…!
同じ種類でもひとつずつ表情が全く違うので、自分好みの一点ものを選び取るのは本当に楽しいですね。
大皿
大皿とはいえ23〜25cmなので、そんなに大きくはないですね。コンパクトなうつわが多い私の中では大きなお皿です。
こちらも小野象平さんの作品。
朝食のフルーツを盛ったり、ワンプレートに使ったり、カレーにもパスタにも使えますし、2人以上の食事なら多めのおかずの盛り付けにも。
大きなお皿だとうつわの表情がより際立って、ずっと見ていても飽きません。食事しながらうつわにうっとりしています。一生大事にしたいお気に入りです。
うつわの収納
食器棚は持っておらず、キッチンのシンク下に100円ショップの棚を設置して収納しています。
そんなに量がないので、これで十分取り出しやすいです。
輪ゴム入れ
そうそう、小さめの蕎麦猪口ですが、サイズ感的に出番が少なかったこちらは、輪ゴム入れにしています。
エキゾチックショートヘアが可愛いくて癒されます。
カトラリーやキッチンユーテンシル
ちなみに、カトラリー類はキッチンの引き出しの中に。
ここには普段使うものだけ置いていて、あまり出番のないナイフなどはまとめて別の場所に保管しています。
箸置きは、黄色いガラスのお花以外は、祖母や実家からもらったもの。
まとめ
以上、私のうつわ周りのご紹介でした!
自分のライフスタイルに合わせて出入りのある食器ですが、大切に、きちんと使う、というのが私なりの考え方です。
最後までお読みいただきありがとうございました。何かご参考になれば嬉しいです。