ミニマリストのメイク変遷|最終的に化粧品は2つだけ

ミニマリストの化粧品はこれだけ、たった2つだけ コスメ

みなさま、おはようございます。

過去のブログや写真を振り返ると、完全に「化粧品は2つだけ」になってから2年半が経ちました。
今の自分にはこれが最適解!なのですが、私もはじめからこうだったわけではなく、ましてやほとんどメイクしない大人になるとは思っていませんでした。
そこで、今日はこうなるまでの変遷と、そんな自分について思うことをつらつらと書いていきます。

現在の化粧品は日焼け止めと口紅のみ

おそらく2019年8月頃から、仕事などオンのときも含め常に日焼け止めと口紅だけのメイクになりました。
それまでもかなり長い間オフの時はほとんど日焼け止めとリップだけだったのですが、いよいよ仕事やお出かけもそれで繰り出すようになったのがその頃と思われます。

長らくラロッシュポゼやナチュラグラッセなどのカバー効果のある下地や日焼け止めクリームを愛用していましたが、今はほとんどカバー力のない日焼け止めを使っています。

ミニマリストの化粧品はこれだけ、たった2つだけ

これが私の持っている化粧品のすべて。
お出かけ用に別に持っているということもなく、本当にこれだけ。海外に引越してきた時も、この日焼け止めのストックを数個持ってきただけです。
説明も要らないほどかもしれませんが、一応各アイテムを紹介しますね。

サンスクリーンフリーエンス | オルビス

今のところ私が一番ストレスなく使える日焼け止め。
ファンデーションは初めて使った時からちょっと苦手だなと思っていて、慣れるかなと思いきや全く慣れず…お化粧として肌に液体を塗るのは苦手です。

紫外線によって肌が受けるダメージはしみだけでなく、しわをはじめとした老化にもつながると知って、日焼け止めだけは使っています。

なるべく肌に負担がなく、香りもなく、石けんで落ちやすく、塗って過ごしても違和感の少ないものを探して、私には今のところこれが一番です。

ルージュココ 444 ガブリエル | シャネル

マスク生活なのもあって、ふだんは口紅をつけないことも多いです。出かけるときはこの口紅をしっかりめに塗って赤リップで出かけます。

もし使い切ったら次はサステイナブルなブランドの赤い口紅を探そうかなと思います。

でも口紅1本を選ぶのって大変なので、あまりにもしっくりくるものが見つからなければ、またこれを買うかも。
まず唇の皮膚に合うか、乾燥しにくいか、落としやすいか、肌や髪、瞳や雰囲気に合うか…などなど検討すべき事項が多いので、探そうと思ったら膨大な時間と労力がかかりそうです。

ここまで書いて思うのですが、たった2つの化粧品しか持っていないけれど、でもその化粧品が大好きです。日焼け止めも口紅も、何を使おうか考えだすとたくさん調べて試すから、やっぱり好きではあるのですよね。好きだけど2つしか持っていない人です。笑

会社員時代も日焼け止めと口紅だけでした

入社したころは周りに合わせてひととおりのメイクをしていましたが、徐々にメイクする箇所が減っていき、会社員生活ラスト2年間は日焼け止めと口紅のみのメイクでした。

「ノーメイクなの?」と聞かれたことはありません。
最初はファンデーションやアイメイクをしていない日は「わたし大丈夫かな?!」と内心はらはらしましたが、それよりも快適さが勝るし、誰にも何も言われないのですぐに慣れました。

写真で振り返る9年間のメイクアイテム変遷

ここからは過去の写真から抜粋してきたメイクアイテムの変遷をご紹介します。

2013年は修士2年生です。
この時もやっぱりメイクは肌に優しい薄めが好きだったようです。就活が終わったので、アイシャドウやマスカラを手放しています。日焼け止め、コンシーラー、ハイライト、リップ多めのラインナップ。

2014年は社会人1年目。
シャネルのアイシャドウや、マスカラ、コンシーラーがあります。ベースメイクは日焼け止めとナチュラグラッセの下地を混ぜて使っていました。

この頃は、せっかくメイクするなら肌に優しくて石けんで落ちるものを選びたくて、MiMCのものをよく使っていました。パウダータイプのファンデーションも使っていたような。

日焼け肌を楽しんでいたときは、ブロンザーやMiMCのクリームチーク。苦手だったアイシャドウはやめてマスカラのみのアイメイク。

2019年9月には、ベースはラロッシュポゼの色付き日焼け止めのみ。リップはいつも持ち歩くポーチに入っているので、この頃には日焼け止めとリップのみのメイクになっています。

2020年4月頃は、リキッドタイプの日焼け止めをやめたくて、ママバターの日焼け止めが入ったパウダーのみ使っていました。

それだとやはり心もとなく、ラロッシュポゼの白いクリームを導入しています。

2021年4月には今使っているオルビスの日焼け止めに移行しています。
カバー力は無くてもいいのかなと思ったのと、ラロッシュポゼは使用感も良いけれど石けんで落ちきっていないような感じがしたためです。

…と、こんな感じのメイク用品の変遷でした。

写真が残っていない大学2年生頃までは楽しさもあって人並みにひととおりのメイクをしていましたが、学部生後半から大学院時代にかけて薄いメイクが好きになり、社会人になってまたきちんとメイクに挑戦したけどやっぱりライトなメイクに戻っている、そんな感じですね。

2つの忘れられないアイコン

メイクは濃くなったり薄くなったりの変遷をたどりましたが、私のなかには今もずっと生き続けている強烈なアイコンが2つあります。

米澤よう子さんが描くパリジェンヌたち

大学生の頃に出会って何度も読み返した米澤よう子さんのパリジェンヌ本。
登場する日常のパリジェンヌたちはほとんど素顔で、ときどき赤いリップだけつけたりする…おしゃれなイラストと文章に憧れました。素顔の自分も愛して自然さを大事にする心意気が欲しいと思いました。

とりわけこの3冊がお気に入り↓

山田詠美『放課後の音符』の素顔に赤いリップの女性

こちらも何度も読み返す大好きな作品。
その一編に登場する、素顔に、絵の具みたいなあどけない真っ赤な口紅をした大人の女性。彼女の印象が強烈で、初めて読んだ10代のときから心の中に住み着いて離れない女性像になっています。

そんなふうに「素顔の自然さを愛する」「赤い口紅だけのメイクへの憧れ」があって、自分も似合うようになりたいという気持ちが育っていったのだと思います。

きれいだなと思う人にメイクの有無は無関係だった

初めての海外旅行でバリに行ったら、バリの人々も旅行者もメイクしていない人がいっぱいいて「今日はメイクしていないからちょっと自信がない…」という感じもなくて、とてもいいなあと思いました。

そのあとも、勤め先の後輩、ヨガの先生、サーフィンの先生などなど、きれいだなと思う人たちにたくさん出会いましたが、私がその人たちをきれいだと思ったことに、メイクの有無は関係なかったなと気づきました。

人についてそう感じるなら、私もそんな人たちを真似てみたいと思うようになって、どんどんメイクが薄くなり自分が本当にしたいものだけするようになりました。

まとめ

長くなりましたが、化粧品が2つになるまでの変遷でした。

私自身は日焼け止めと口紅のみのメイクなわけですが、それは「メイクが嫌い」だから最低限これだけしておけばいいでしょう、というのとはまた違っていて。
どちらかというと「日焼け止めに口紅だけのメイク」を自分のスタイルとして好んでしている、という感じです。
だから、メイクを楽しんでいる方を見るのは大好き。それぞれのスタイルで、楽しんでいけたらいいですよね!

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